ハイキング・古寺巡礼同好会

ハイキング・古寺巡礼同好会では、年に3回、青葉、紅葉、桜の季節に、奈良および近郊の古寺・名所旧跡を巡っています。毎回30人程の参加で、普段なかなか個人では行かない場所を訪れるようにしています。

2023年度は、6月18日(日)に「奈良町南部地域の『ツウな』お寺を巡る」と題して、大乗院庭園、福智院、璉珹寺、徳融寺を巡りました。大乗院庭園文化館館長の辻さん(本会世話人)や福智院、璉珹寺、徳融寺の各ご住職から、沿革、歴史、地域との関わりなどをお聞きし、奈良町の南玄関としてのこの地域の有り様を知りました。

秋には11月12日(日)に「日本最大の円墳富雄丸山古墳と霊山寺を巡る」と題して、蛇行剣と鼉龍文盾形銅鏡の出土で全国から注目されている富雄丸山古墳と、紅葉真っ盛りの霊山寺を見学しました。小雨の中、富雄丸山古墳では私が校友会常任幹事(奈良市観光大使)の吉村さんの案内で、奈良市埋蔵文化財調査センターの鐘方所長から発掘の様子や経過を聞き、霊山寺では東山住職から法話や沿革などをお聞きしました。土地の景観を現地で実際に見て感じることで、空白の4世紀への思いが大きく広がりました。

年度最後のハイキングは3月31日(日)に「初瀬川の桜見物と山辺の道を歩く」と題して、絶好のハイキング日和の中、初瀬川の川沿いの桜を観賞し、山辺の道を金屋の石仏、大神神社、桧原神社と北に向かいました。途中、三重から来たというサイクリングの父娘に会い、娘さんが私たちの立命の名札を見て「私、立命めざしています。スポ健(スポーツ健康科学部)か食マネ(食マネジメント学部)に行きたいんです。」と笑顔で話してくれたことは嬉しいことでした。

このハイキングでは他にも畑中啓君という平成30年度政策科学部卒という若い校友が参加し、世話人にもなってくれたことも嬉しいことでした。畑中君は、「参加メンバーの中で最年少の30歳(唯一の平成卒業)ということ、そして初めての参加で戸惑いも多かった中、温かく歓迎してくださいまして、とても感謝しております」という感想と、若い世代の参加が少ないという校友会の課題解決について考えていきたいという強い思いを聞かせてくれました。有り難く頼もしい限りです。

さて、本会の2024年度の計画は以下の通りです。

あああああ①6月18日(火)新緑の中、母校立命いばらきキャン パス(OIC)を訪ねる。
あああああ②11月中旬 紅葉の南山城に秘仏を訪ねる(日時未定)
あああああ③2025年3 月下旬  奈良県下の桜の名所を訪ねる。 (日時・場所未定)。

豊かな自然の中、新たな体験ができるハイキング・古寺巡礼同好会に皆様是非ご参加を。

世話人 岡本 新一(昭和51年 文卒)

 

 

 

 

 

 

 

 

あああああ2024.3.31 大美和の杜にて


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