ハイキング・古寺巡礼同好会

「西国八番霊場長谷寺、紫陽花鑑賞ハイキング」に参加してああああああ北西 良充(昭和54年 法卒)

6月29日快晴の暑い日、長谷寺駅に集合。例年ならば梅雨空を心配する時期ですが、今年は早い梅雨明けで真夏のウォーキングとなりました。今回は、校友であり「奈良まほろばソムリエの会」会員の戸尾早希さんがガイドをしてくださいました。

駅から初瀬の町を通り長谷寺の仁王門に到着。ここで入山手続きをして仁王門をくぐり、ここから上中下の三廊に分かれている399段の登廊を昇ります。登廊の両側には牡丹が植えられていますが、その季節は過ぎて今はよく手入れされた紫陽花が見頃に咲いています。途中「宗宝蔵」にて長谷寺に伝わる国宝などの宝物を見学し、登廊を昇りきると鐘楼の鐘の下に至ります。この鐘は正午に法螺貝と共に鳴らされ時を告げます。わたしたちが本堂にいた時、正午になってこの鐘の音と法螺貝の音を聞くことができました。

この時報は千年余の歴史があって、清少納言もこの法螺貝の音に驚いたとの説明がありました。本堂の舞台で記念撮影をし、本長谷寺、五重塔をめぐって、茶所(休憩所)にて昼食。その後解散となり、暑い日でしたが体調を崩す人もなく、無事にハイキングを終えることができました。世話役の皆様ありがとうございました。帰りに名物の「草餅」(よもぎ餅)をお土産に買いました。

 

初瀬は、私が通った中学校がある町で、学校行事で長谷寺の登廊周辺の掃除をしたことを覚えています。当時は私の故郷から中学校までバス路線がありましたが、今は廃止されて、故郷への公共交通機関がなくなってしまいました。今回の行き先が懐かしい場所であったので、都合をつけて参加しました。長谷寺と周りの山々は変わりありませんでしたが、初瀬の町は空き地がふえて寂しくなっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あああ令和7年6月29日長谷寺「本堂舞台」にて

 


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