立命館大学は、祗園祭の山鉾巡行の超高精細CG、巡行時の振動や音、懸装品の触感などを最先端バーチャルリアリティ技術で疑似体験できる「デジタルミュージアム」研究プロジェクト※の作品11点を、7月13日(土)~18日(木)まで、立命館大学朱雀キャンパスにて展示・一般公開いたします。
今回は、研究プロジェクトの主なテーマである「京都祇園祭の山鉾行事」をメディア情報処理技術(特にバーチャルリアリティ)で再現・保存する研究の中で生まれた作品について、一般の方々に公開し、生きた技術として体験していただくことを目的として展示を行います。
会場には、山鉾巡行の振動や音を仮想空間で体験できる作品や、山鉾の懸装品の表面の凹凸の触感をデジタル技術でバーチャル体験できるシステム、そして船鉾、大船鉾の再現CGなどが展示されます。子どもから大人まで幅広く、祗園祭を疑似体験していただける展示企画となっています。ぜひ、ご来場ください。
※「デジタルミュージアム」研究プロジェクトについて
文部科学省 平成22~24年度科学技術試験研究委託事業「デジタル・ミュージアムの展開に向けた実証実験システムの研究開発(複合現実型デジタル・ミュージアム)」の研究活動の一環で、デジタル技術(特にバーチャルリアリティ)によって、文化の保存や継承、情報発信を行うことを目的としています。研究では、船鉾保存会と連携し、お囃子の記録、山鉾の構造や懸装品の調査、巡行する山鉾の振動調査など実施し、デジタル技術による再現・保存を行いました。
展示期間:2013年7月13日(土)~7月18日(木)
展示時間:10:30~17:00
会 場:立命館大学朱雀キャンパス1F ロビー
入 場 料:無料
主 催:立命館大学
■お問い合わせ先
立命館大学リサーチオフィス(衣笠)(担当:石間、池田)
TEL:075-465-8476
チラシはこちら⇒ digitalmuseum.pdf