6月28日(土)の16時から、香川市内のホテルパールガーデンにて香川県校友会総会が開催された。総会前に同ホテルにて14時から開催された「就職情報会議」「事業・経営者交流会」の参加者も含め、香川県内に勤務・在住する校友、中・四国地域の校友会から岡山県校友会の守屋博司会長はじめ6名、宇部小野田校友会の石川浩之幹事、大分県校友会の岩本澄樹会長代行・事務局長、そして、現役の立命館大学生やその父母等、立命館や香川県校友会でつながる輪の広がりで約160名の参加があった。
受付では、香川県校友会総会において恒例となっている一人ずつ丁寧に手書きで書かれた味わいのある名札が参加者を歓迎し、こちらも毎年大好評の参加者一人一人の名前と落語家の桂塩鯛師匠がラベルにプリントされた記念焼酎がお土産として配られていた。
会場内の円卓は年代ごとに班分けがされており、参加者は同じ年代であることも手伝って、総会が始まる前から交流を深めていた。第一部、開会の時間になると同時に、会場には校歌が響きわたり、会場前方の巨大スクリーンには、立命館大学の各キャンパスの風景が映しだされた。毎年抜群の安定感、かつ流れるような司会でおなじみの西日本放送アナウンサーの岸たけしさん('95産社)がマイクを握る中で会は進行され、最初に、長年副会長や幹事を担われたダイワユニホーム取締役社長の谷川良彦さん('86法)のご逝去を悼み、参加者全員で黙祷を行った。
続いて、記念品授与コーナーが設けられ、「いの一番」に申し込みをされた木村正美さん('79法)と、「健康一番」最年長参加者の玉井正明さん('56法)が紹介されると共に、壇上で松浦康隆会長('77経営)から記念品が贈られた。
その後、松浦会長が登壇し、香川県の校友の活躍や多彩な校友会活動を紹介しつつ、「若手組織と役員体制の確立を行いつつ、楽しく前向きに活動を展開していきたい。また、10月25日『オール立命館校友大会2014in岡山』への参加と、校友会未来人財育成基金への支援をぜひお願いしたい」と挨拶の中で参加者に呼びかけた。
また、大学代表の本郷真紹総長特別補佐の挨拶では、来年度開学予定の大阪いばらきキャンパスの進捗や衣笠・BKC各キャンパスでの今後の展開や国際化戦略など大学の近況の紹介があった。校友会を代表して挨拶を述べた飛鳥井雅和副会長からは、「オール立命館校友大会2014in岡山」 の詳細に関するPRがあり、香川県からの一人でも多くの校友の参加を呼びかけた。
総会議事は、穴吹学事務局長から平成25年度の経過・会計報告ならびに26年度の事業案、役員改選案についてのコンパクトに凝縮された説明が行われ、三木康徳監事('82法)から会計監査報告が行われた後、すべて拍手をもって承認された。また、未来人財育成基金に関しても参加者への支援が呼びかけられた。今後の校友会活動の中心を担う、新役員体制の副会長・事務局次長がステージに登壇すると、会場からはエールがこめられた一際大きな拍手が送られていた。
議事が終了した後の第二部では、来賓紹介が行われた後には、昨年好評であった松浦会長、先日TV番組(カンブリア宮殿)でも紹介された古川丸亀町商店街振興組合理事長、山口千恵美偕校舎オーナーの「リッツゴー」が発展し、植村亮子幹事('02経済)、中野香里さん('97文)が加わった「古川康造とリッツゴー三匹」により、「なだそうそう」「涙の向こう側に」の2曲が披露された。昨年よりもパワーアップしたメンバーによる気持ちのこもった調べに参加者は聴き入り、終了後には大きな拍手が送られていた。
続いて、北山直幸さん(06'経営)が壇上にあがり、「肩こり、四十肩・五十肩にきく体操」、女性に嬉しい「小顔体操」のレクチャーが行われた。参加者全員で北山さんの合図で席を立ち、その場で体操を実践、水泳の泳法を模した体操などわかりやすく楽しい内容に参加者のみなさんは笑顔を見せながら体を動かし、体も心もほぐしていった。
参加者が体を動かし、リラックスした表情となった後で、スペシャルゲストとして校友で落語家の桂塩鯛師匠が壇上に着物姿で登場し、今回の一大イベントがスタートした。「塩鯛」襲名の由来や立命館とのつながり等、自己紹介を兼ねた経歴にまつわる話から始まって、大学生活と絡めた様々な外国語に関する話が披露され、テンポの良い巧みな話術に会場が大きな笑いの渦に包まれる中、最後は「立命館」や「香川県校友会」をお題にしたなぞかけでしめ、会場からは割れんばかりの拍手が送られた。
その後、香川県校友会としての女性校友の活躍への期待も込めて、佐戸美千代さん('80経済)より乾杯の発声があり、懇親と食事の時間がスタートした。会場の後方には、毎年大人気のうどんの屋台も設けられるなど、参加者が楽しめる工夫があちこちで用意される中、会場ではそれぞれのテーブル内外で懇親が自然と深まっていった。
また、途中壇上では、立命館議員団の4名[団長の大山博道さぬき市議('71経営)、山本悟史香川県議員('92法)、岡野しゅり子高松市議('96国関)、十河治郎三木町議('76経営)]や、5月に直島町長に見事当選した浜中みちる('55経済)新顧問からの挨拶が行われると共に、小豆島町の松本あつし副町長やまんのう町の栗田明彦副町長、三木町の白川隆義教育長からのメッセ―ジがあわせて紹介された。
さらに、岡山県校友会の守屋会長を筆頭にした6名が登壇し、10月25日の中・四国ブロックの大会である「オール立命館校友大会2014in岡山」のPRと、成功に向けた参加の呼びかけが改めて行なわれた。その後、香川県庁での長い勤務経験を持つ塩田誠一郎さんからも挨拶があった。
そして、第二部も終盤に差し掛かる中、メインイベントの最後を飾る「大抽選会」がスタートした。参加者に受付にて配布された茶封筒に書かれた数字が自身の番号となる仕組みで、あわせて穴吹事務局長から、その茶封筒に氏名・卒年・学部を記載した上で、未来人財育成基金への支援を包むことへのお願いがあった。
これから本格的に暑くなる夏の季節にぴったりの大型扇風機を始め、豪華景品が多数用意される中、ステージ上の巨大スクリーンにおいて次々と当選番号が発表されると、見事当選した参加は弾ける笑顔で景品を受け取りつつ、茶封筒につまった後輩・母校支援のための気持ちを穴吹事務局長に手渡す姿が数多くあった。
1等からはじまった抽選発表が8等まで進み、大抽選会も終了かと思われた時、桂塩鯛師匠からの特別プレゼントとして色紙が用意されていることがアナウンスされ、その貴重な景品をかけた大じゃんけん大会が始まった。壇上の桂塩鯛師匠と参加者全員との対決は大いに盛り上がり、対決ごとに会場のあちこちで歓声と悲鳴が交錯、最終的に色紙を手にした参加者は満面の笑みを浮かべていた。
最後は恒例の宮本浩司さん('86法)によるキレと迫力のある渾身のリードにより、参加者全員で肩を組んで応援歌を斉唱、会場は大きな一体感に包まれ、盛り上がりはピークに達した。興奮冷めやらぬ中で、最後に山下恭平副会長('70経済)が登壇し、中締めの挨拶と一本締めを行って、会はお開きとなった。
総会終了後も、同ホテル内にて2次会が開催され、参加者は時間も忘れて懇親を深めた。また、立命館大学校友会事務局からは校友・父母課の舩尾優一課員が参加した。なお、来年の香川県校友会総会は7月4日(土)に開催が決定している。
※香川県校友会総会の当日の模様は下記の香川県校友会HP、Youtube、
フェイスブックでも紹介されています。
■HP
http://alumni.ritsumei.jp/kagawa/
■Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=xoiu2qUCFxU
■フェイスブック