「大学では法哲学を勉強したけど、これが“鉄学”に代わっただけだよ」。製品を生産するための金属の型である「金型」を扱う大垣精工株式会社の代表取締役会長、上田勝弘さんはそう話す。上田さんが金型の製造工程を初めて見たのは、大学卒業後に就職した金属加工会社でのこと。鉄で鉄が削られる様子が不思議でならなかった。同時に、ものづくりへの興味が湧いたという。当時の社長に頼み込み、職人気質の現場へ飛び込んだ。ゼロからのスタート。研修で学んだ技術を何冊ものノートにびっしりと書き留め続け、金型の知識を身につけた。
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