立命館大学校友会 校友会未来人財育成基金

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岩井 將 会長と私            事務局長 寺田 惇(S42 法) 2021年5月24日

私が立命館大学奈良県校友会 奈良若草会と関わりを持ったのは、中学、高校、大学と同級生だった喜多 正俊氏(故人)のすすめによるものでした。平成17年ごろ奈良市在住のメンバーが多い中、生駒市民でもいいのかと懸念を持ちながらのスタートでした。

岩井 將会長とも知己を得、平成18年に立ち上がった同好会活動のカラオケ同好会、平成20年7月に麻雀同好会に二人とも入会し現在に至っています。(カラオケ同好会はコロナウィルス感染防止のため休会中)早いもので会長とのおつきあいも15年になります。

平成22年5月に奈良県北部校友会が発足し岩井会長のリーダーシップの下、我が校友会は「立命文華会」の充実・発展、「平成会」の育成、各同好会の充実、年に2回の広報誌「立命若草会だより」の発行など各種の活動に取り組んで来ました。平成23年に事務局長を拝命し、ワープロしか扱った事のない私に慣れないパソコンのエクセルやワードに四苦八苦しながら今日まで続けてこれたのは、岩井会長の導きがあったからだと思います。

会長と私はこの十数年間、各行事の都度や大学校友会本部、また各自治体の首長や文華会の講師先生にお会いする時には、いつも一緒に行動していました。普段の社会生活の中では滅多にお目にかかれない方々ばかりで、私にとっては勉強になり大変得難い体験でした。

また会長からは常日頃、”人から必要とされる人間になる”ことが大事と教えられ、中途半端な自分を鼓舞して少しでも会長の心境に近づければとの思いで頑張っています。

会長は平成21年、70才の時に愛妻の洋子さんを亡くされ、以来12年間一人住まいをされています。炊事、洗濯、掃除等、主婦の仕事を全てこなされそれだけでも尊敬に値します。身だしなみもきっちりされ、用件でお家にお邪魔しても、何時でもちゃんと片付いていてチリ一つ落ちていないことには感心させられます。

かく云う私も一昨年、校友でもある家内を亡くし、娘たちはそれぞれ家庭を持っていますので以来会長と同じく一人住まいです。「自立して生活できる間は、一人住まいの方がいいよ」との会長の言葉通りに、健康に留意して頑張る積りです。大学の先輩であり、私にとっては人生の先輩でもある会長が82才の高齢との理由で、奈良県北部校友会の会長を退かれるのは誠に残念ですが、どうかお元気で今後の校友会のご指導、ご鞭撻をお願いしたいと思います。


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