立命館大学校友会 校友会未来人財育成基金

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巻頭言  令和6年度 総会にあたって2024年5月19日

4年余長きにわたり苦しめられた新型コロナウイルス感染も第5類に移行が決定し、ほっとした頃でした。一月一日突然地震アラーム音が鳴り響き、能登半島で最大7の地震の報が飛び込んできました。一日夕方から二日にかけて、以前北陸3県の合同校友会総会に出席した帰途に立ち寄った輪島朝市周辺、約200棟が全焼するという大規模な火災が発生。そして、二日夕方には羽田空港にて、日本航空と海上保安庁の航空機が衝突する事故が発生しました。校友の皆さんもさぞ驚かれたことと思います。

人災は別として、日本は地震活動期に入ったという報道もあり私達が毎日生活を営んでいる奈良に於いても「奈良盆地東縁断層地帯」や「南海トラフ巨大地震」等々が存在し、いつ起こってもおかしくないと考え、それに対して日頃の備えが肝要です。

反面、我が母校は2023年7月1日に「立命館大学宇宙地球探査研究センター」を設立して、テレビ等でよく知られた野口 聡一氏が学長特別補佐に就任され、SLIMを使って月へのピンポイント着陸成功のニュースを耳にすることができました。日本の月・惑星探査を牽引することができる強力な研究者を集結し、日本で類を見ない人類の生存圏拡張と将来の居住経済圏拡充に焦点を当てた研究に挑み、新たな価値を創造していく旨を宣言されています。

私達の母校は、日進月歩着実に発展し我が国に貢献していることは誠に頼もしい限りで、卒業生として誇りを持たなければなりません。皆様も夢と希望を持って、立命館大学のさらなる発展を見守ろうではありませんか・・・。

立命館大学奈良県北部校友会

会長 岩井 昭雄


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