2019年6月8日(土)、プラザ洞津にて、学校法人立命館理事長 森島朋三氏によるご講演『志高く、挑戦する ~立命館の大学改革~』が開催されました。
森島理事長は三重県のご出身で、少年時代の地元に纏わる日常の生活の香りのことなど事細やかにお話下さり、会場のみなさんも当時に思いを馳せながら耳を傾けているようでした。
現在の立命館大学において、「三重県」がいかに立命館大学に影響を及ぼしているかを、全国都道府県別の立命館大学志願者数を基にお話頂きました。
2019年度の三重県出身の志願者数は2,185名と全国11位となっており、京都・大阪周辺の府県、首都東京都、APUのある福岡県、広島県、東海地方の県についでの志願者数となっております。
また、立命館大学と三重県の関わり方として、従来から進めております「立命館大学」 × 「三重大学」 × 「志摩市」との協定に基づく連携事業についてもお話いただきました。
志摩市役所内には「立命館・三重大学連携室」が設置されており、「文化・産業・環境」を活かしたまちづくりに取り組んでいるとのことでした。
話題は、「三重県」から「将来の日本」へと変わり、少子化が進んでいく中で、立命館大学として、また学校法人立命館として、どうあるべきなのかを会場に問い掛けながらお話下さいました。
従来のような国内の他大学だけを比較対象とするのではなく、これからは世界各国の企業との関係を見据えて動いていく必要があるのではないかといった大変スケールの大きいお話です。
現在でも、立命館大学のキャンパスを世界の動向・国内の立地条件に合わせ展開して行く中で、海外企業や国内企業との連携も見据えた展開が必要となってくるのではないかというお話しもしていただきました。
約60分の間、まさに、森島理事長には『Beyond Borders』を目の前でご展開いただきました。校友もこれからの立命館大学の展開を楽しみに、そして応援していくことと考えます。
森島理事長、大変ご貴重なお話をありがとうございました。