5月22日(土)午後7時、新緑に包まれた京都東山高台寺で行なわれたコンサート「sound scape in 高台寺 2004」に校友の筝・三弦奏者川口慧耀('80年産社)さんが、母であり師でもある中華絃耀さんと出演されました。ライトアップとコンサートの夕べで有名な高台寺は、豊太閤の妻北政所が晩年を過ごした寺、校友後藤典生('72法)さんが執事を務められる名刹です。コンサートに先立って行われたリハーサルでは、筝と尺八を弾き終えたところで、山に帰っていた鶯が再び降りてきて、反応するようにきれいな鳴き声で鳴き始めたとのこと。ライトアップされた美しい日本庭園を眺めながら行なわれたコンサートは、幻想的な雰囲気の中で、観客を心から魅了しました。 コンサートに参加された桑島昌志さんが写真を、そして小池伸子('80年文)さんが感想を寄せて下さいました。 「5月22日(土)新緑に包まれた東山高台寺で中華絃耀・川口慧耀母子によるライトアップスペシャルが催されました。夕暮れの高台寺大広間を爽やかな風が渡り、お二人が演奏される地歌の琴の音色や歌声にひたっていますと、ひとときあわただしい日常を忘れ、心からリフレッシュできました。何度かお二人の演奏会に足を運んでおりますが、毎回心のパワーをいただけるような気がしています。演奏後見せて頂いたライトアップで写し出された高台寺の池の水鏡も演奏同様、幻想的で感動しました。ここ最近は一段と川口さんの活動場所が広がり、友人として誇りに思いますとともに楽しみでもあり、どこへでも駆けつけ応援したいと思います。」 | |
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