10月28日(日)愛知県校友会が、長田豊臣総長ご臨席のもと名古屋市の愛知県芸術劇場大ホールでRITSUMEI SUNDAY TALK & CONCERT(入場無料)を開催、現役学生の父母約700名を含め、2000名を超える方々が参加し、大成功を収めた。庄野俊哉東海テレビアナウンサー(昭63年文学部卒)の総合司会で始まったコンサートは、午後1時30分に開演され、土田三次郎愛知県校友会長の開会挨拶の後、照喜名一男名古屋音楽大学教授(昭39年法学部卒)の指揮で、立命館交響楽団による、ドボルザーク交響曲ホ短調「新世界より」作品95第4楽章、と「アルルの女」より"ファランドール"の演奏で幕開け。続いて登場した中国古筝の伍芳さん(ウーファン:平8年産業社会学部卒)が、「Merry Christmas Mr.Lawrence」(戦場のメリークリスマスのテーマ)、「白暮」、「雪山春暁」、「戦台風」を演奏し、繊細で華麗な音楽が観客を魅了した。彼女の演奏の最後には彼女自身の作曲による「重逢(チョンフェン)」が演奏され、コンサートは最高潮に。この後、再び登場した立命館交響楽団は、ソプラノ歌手の石原千歳さんの歌で、荒城の月、からたちの花、浜千鳥、などの親しみ易い曲を披露、会場は和やかなムードに包まれた。また、続いて行われた家田荘子さん(家田さんは、光の当たっていない社会問題を取材し、描く異色の作家として著名。「極道の妻たち」は回を重ねて映画化され反響を呼んでいる。)の「あゆんだ道、出逢った人々」と題する講演会は、エイズ患者と一年を共にするなど、家田さんの取材姿勢、作家としての生き様が伝わり、参加者に感動を与えた。 | |
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