2004年11月5日(金)午後6時30分から、東京ドームに隣接する「東京ドームホテル」で第10回Rits Greaters Societyが、川本八郎立命館理事長を講師に招き「立命塾」と名称を変え、ワークショップを開催した(参加者約110名)。2002年3月、銀座のビアホールで始まったRits Greaters Societyも会を重ね今回で10回目を迎えたが、この間、首都圏の校友有志と立命館東京オフィスの連携の力で、各界で活躍する校友にその活躍の一端を紹介して頂く他に類例のない貴重な機会として、すっかり定着した。 演壇に立った川本理事長は、自らの立命館での職員生活の経験をもとに学園の発展を振り返り、時代の流れに沿い、それぞれの契機における学園政策判断の背景を振り返った。対立選挙を行わない総長選挙制度、相対的低学費政策を貫くための現学費方式採用の判断、国際関係学部設置と一連の国際化、今や立命館最大となったBKCキャンパスの展開、さらに立命館アジア太平洋大学の設置を軸とした近年の一連の国際化・情報化諸政策、さらに今後の小学校設置等の諸政策について、とっておきのエピソードを交えながら、親しく語りかけ、現状への慢心を戒め、学生に基本をおいた学園創造の重要性を語る川本理事長の言葉に、参加者は、ひとつ一つ頷き、立命館の校友としての誇りと自覚を新たにした。 次回は、2005年3月11日(金)午後6時30分から、同じ東京ドームホテル42階「ペガサス」&「アリエス」で(社)建築研究振興協会、技術顧問(工学博士:東京理科大学講師:S38理)に「勝ち残りの条件/研究開発と知的財産権の重要性~この40年間の意識変遷と現状~」のテーマでお話頂く。 | |
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