MBA校友会「RIMO」から総会開催のレポートが届きましたので、下記のとおり掲載いたします。
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6月30日(日),大阪いばらきキャンパスにて,2019年度の立命館大学大学院経営管理研究科校友会RIMOの年次総会(ホームカミングデー)が開催されました。
【式次第】
10:00~11:30 研究会 ファミリービジネス研究会/社会保障研究会
12:30~13:45 研究会 ブランドマーケティング研究会/人的資源管理研究会
14:00~15:00 総会
15:00~16:00 講演 (講師: 竹原 潤氏(経営管理研究科6期生)
テーマ:「地域の健康をあずかる薬局をめざして
~医療業界の現状と将来展望~」)
16:30~18:00 懇親会(ガーデンテラス「ライオン」にて)
午前10時にファミリービジネス研究会が始まり,岡田和也氏(9期生)が「中小企業のM&A事例」について報告されました。他方,社会保障研究会では,栁崎翠氏(10期生)が「リビングニーズ特約を利用した看護師付きオーダーメイド旅行」,福島公明氏(P2期生)が「病院経営における建築戦略について」,光山誠氏(2期生)が「公益社団法人大阪介護老人保健施設協会(大老協)と立命館大学医療介護経営研究センターとの包括協定について」という報告が行われ,意見交換が行われました。12時30分からは,ブランドマーケティング研究会と人的資源管理研究会が,同時に開催されました。前者では三浦充博氏(株式会社庵町家ステイ代表取締役)による「京都で生き残りをかけた,小規模宿泊施設のブランディング」という報告がされ,後者では大島英穂氏(12期生)による「大学職員の仕事と経験学習に関する一考察」という報告がなされました。
14時から年次総会が開かれ,井ノ上大輔会長による会議運営の下で,平成30年度の活動報告・収支報告を行い,あわせて令和元年度の事業計画・収支予算などが報告され,承認されました。昨年度同様,東京支部活動,各種研究会,各種サークルなど修了生の親睦を図る自主的活動を応援していくこと,RBSの行事や広報への協力を推進すること,大阪校友会や全国校友会と連携していくこと等が表明されました。
15時から始まった今年度の記念講演の講師は,株式会社ファーストメディカル代表取締役・竹原潤氏(6期生)でした。演題は「地域の健康をあずかる薬局をめざして~医療業界の現状と将来展望~」で,調剤薬局6万店,薬価抑制,ジェネリック推進といった逆境の中で,「地域の健康をあずかる」をコンセプトとして竹原氏が創業した‘だいいち薬局’は,果たして軌道に乗り地域に根差す薬局となったのか。MRから薬局オーナーへと踏み出した決断は,満足のいく結果につながったのか。創業5年目にしてRBS時代に描いたビジネスプラン通りの売上高(営業利益率も7%)になっていることに加え,「かかりつけ薬剤師」として,地域の人々から「マスター(=ご本人)」「ママ(=奥さん)」と呼ばれ信頼される存在になっていることは十分に確信の持てる結果である,と力強い報告がなされました。
16時30分からの懇親会は新修了生の12期生幹事の皆さんが準備され,司会進行も担当されました。まず,松村勝弘経営管理元研究科長の乾杯の発声で開会した後は,あちこちで懇親の輪ができ,仕事をはじめ様々な近況が語り合われました。17時50分には中締めとなり,懇親会場を後にすることになりました。なお,今次総会に参集した校友は53名,教員は5名でした。