2010年3月7日(土)15時30分より、立命館大学大阪オフィスにて関西圏在住の若手校友、及び在学生で組織されている「立命館Re-Connect(リコネクト)関西」主催の企画が開催された。
「立命館Re-Connect」とは、20歳代の若手校友を主な対象とし、各都道府県校友会の存在の周知・参画、将来地域の校友会の中心を担うであろう人材の確保や、横の繋がりを意識した異業種交流の促進を目的とした立命館大学のプロジェクトである。これまで準備期間含めた約2年間で一定の成果を残しつつあることから、来年度からは校友会本部の「事業」となる。
今回の企画は「もう怖くない!コミュニケーション専科」と題し、参加者のコミュニケーションスキル向上を目的に開催。第1部ではコーチングに用いられるコミュニケーションタイプの4分類を学び、第2部では、それを活用しながら参加者が日常抱えている人間関係の悩みをグループ全体で話し合うという2部構成で行われた。
企画当日は、内容がコミュニケーションという日常的なテーマだった事もあり、土曜日の午後という休日の日程にもかかわらず欠席者がほとんど無く、社会人1年目‐3年目までの若手校友を中心にスタッフ含め約40名の参加があった。
第1部では、4つのタイプ分類(コントローラー、プロモーター、サポーター、アナライザー)を知るためにタイプ説明後にSMAPや歴史上の人物など有名人をタイプ分けするゲームが行われ、誰がどのタイプなのかグループ内で明るい雰囲気の中で議論が交わされた。
続いて第2部では、周囲で自分が苦手意識を持った人に対して、どうすれば上手くコミュニケーションが取れるかをグループ内で話しあった。苦手に感じるようになった実際のエピソードを交え発表し、周囲からは「どのタイプの人だから、こう接すると良いのでは」と第1部で学んだ事を活かしながら活発な意見交換が行われた。参加者同士が「自分だけが苦労しているわけではない」という気づきや「こういう風に対応すれば良いのか」という良い刺激を与え合っていた。最後に各グループ内で他のグループに共有したい事例を全体に発表。盛況のうち、無事企画を締めくくった。
全ての企画が終了後、会場近くの飲食店にて懇親会を開催。懇親会では、同じタイプ同士でテーブルに座り、似た者同士、ざっくばらんに語らいあっていた。そのなかで、同じ趣味を持つもの同士で次回の集まりを企画したり、お互いの業界や仕事について語り合うなど大盛り上がりの中、無事に会は終了した。
なお、校友会本部からは舩尾優一、森山寛、城本真祐子の3名の課員が参加した。