2010年2月20日(土)16時より、JR名古屋駅近くの「BACK FORTY」にて、東海圏在住の若手校友有志で発足した「立命館Re-Connect(リコネクト)東海」による、第2回目の企画となる「リコネクト東海presents リコネクト東海旗揚げ企画第2弾!!~リコネクトでプチサークルを作ろう~」が開催された。
「立命館Re-Connect」とは、20歳代の若手校友を対象に、各都道府県校友会の存在の周知・参画、将来地域の校友会の中心を担うであろう人材の確保・掘り出し、および横の繋がりを意識した異業種交流の促進を目的とし、立命館大学校友会の協力を得て行っている立命館大学のプロジェクトである。また、これまでの準備期間含めた約2年間で一定の成果を残しつつあることから、来年度からは校友会本部の「事業」となる。
今回の企画は社会人1年目のスタッフが、忙しい合間をぬって運営の中心を担い、様々な新しいアイディアを出しあって、業界・業種をこえた同世代間の交流・ネットワークの構築を目的としたイベント内容を作り上げた。
その特徴のひとつが事前の班分けであり、交流を当日だけで終わらせるのではなく、より継続した自発的なつながりに結びつけるために、参加者から事前アンケートをとり、趣味や休日の過ごし方といった点で共通の嗜好を持つ参加者同士を同じグル―プにするなどの枠組みづくりを工夫して行った。
当日は寒い中にも関わらず、申込みのあったスタッフ含めた約40名ほぼ全員参加のもとでの開催となった。企画はまず、社会人1年目の中心スタッフ2人による司会で進み、船尾優一校友・父母課員からの挨拶で校友会・リコネクトについての説明があった後、今回の企画代表からイベントの趣旨説明があった。その後、各班ごとにテーブルにつき、自己紹介を交えながらアイスブレイク企画である「共通点」を探すゲームを行った。
参加者はまずテーブルの席の隣同士2人1組でペアになり共通点を探した後、同じテーブルのペアが一緒になり、より多くの人数の中での共通点を見つけ出した。最終的に決まったグループでの共通点を代表者が全体に発表し、ユニークな共通点には会場から笑いが起こっていた。出身地や趣味など自然と自己紹介につながる内容に、リコネクト企画に初めて参加する、また初対面同士の参加者が多い中にも関わらず、スムーズに交流はすすみ、すぐに打ちとけあっていた。
次に、歓談の時間をはさんで行われた各班対抗でのジェスチャーゲームでは、出されたお題に対して各班の1人がジェスチャーを行い、他の班のメンバーがそれをあて、正解すると順番にジェスチャーを行う担当を交代していく形式で行われた。有名人から動物、スポーツといった多岐にわたる内容に、参加者は工夫を凝らしたジェスチャーを展開した。各班で正解すると拍手が起こったり、ハイタッチが行われるなど大いに盛り上がり、一番多く正解をだした班には賞品がプレゼントされた。
最後に、リコネクト東海の加藤智大(H15産社)代表から挨拶があり、5月に名古屋での開催が予定されている新人歓迎会についての案内などがあった。その後、企画会場と同じビルで引き続いて開催された2次会、場所をうつして行われた3次会にも多くの参加者が出席し、遅い時間にも関わらず積極的な交流は続き、名刺や連絡先の交換なども頻繁に行われていた。今回の企画への参加を契機に、校友会やリコネクトとしての活動や参加に興味・関心を持った参加者も多く、今後の活動につながる結果となった。