京田辺立命館クラブが、2月9日午後1時から、京田辺市田辺南里の「魚越茂」で年次総会・研修会、講演会、懇親会を開催した。京田辺市は、歴史的に由緒ある土地柄と日経新聞「全国都市市民サービス度ランキング」で関西1に選ばれた住みやすさで定評のある都市。校友久村哲市長(S32法)のような地元出身者と地域の発展に伴って定着した方々が「小さくてもきらりと輝くまち」づくりを進めている。隣接する精華町長鍬田利秋氏(S33理)も同市在住であり今回久村市長ともどもご参加頂いた。総会は、中川義文氏(S44経)の司会で始まり、岡山稔会長(S36文)、北村和夫(S34法)、中川陽之助(S48経)、河原正治(S46法)の各副会長ほかの新役員体制と会計報告を承認。続いて本部事務局から志垣(学園校友課長)が「立命館大学の近況報告」を行った。このあと「学ぶ校友会」らしく、隣接する精華町に設置された「国立国会図書館関西館」の事業部長内海啓也氏による「国立国会図書館関西館、地域とのつながり」と題する講演会を行い、国民共通の財産としての著作物の収集・利活用と図書館の役割について学習した。懇親会では、昭和20年卒の大先輩である小野今広島大学名誉教授から平成12年理院卒でDVDの開発など先端的技術開発に携わる山岡勝さんまでやや平均年齢は高いものの幅広い年齢層で懇親の輪がひろがった。なかには今年創部50周年にして記念すべき日本一の座についたアメフト部の創部メンバー、マリナーズの長谷川投手の学生時代のチームメイト、西川富雄本学名誉教授、など多彩な顔ぶれが順に自己紹介をするなか、地域での具体的な問題が久村市長に提起されるなど会場は大いに沸いた。今後は中間年齢層と女性の参加を重点課題とする活動改善を課題として確認し、北村副会長の中締めでお開きとなった(参加者47名)。 | |
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