8月31日(日)午前9時から、立命館大学茶道研究部がJR福井駅近くの「金井学園会館」で「夏季福井茶会」(第48回遠征茶会)を開催した。昨年、熊本県校友会のご支援を得た阿蘇白水での茶会も盛会裏に終了したが、今回も福井県校友会(永多外男会長:福井テレビ代表取締役会長)の全面的なバックアップを得ての開催となり、午前中だけで150名ほどが参加する盛会となった。 茶道研究部は、創部以来50年以上「流派を問わず、茶道を志す者が共に学ぶ」伝統をもち表千家、裏千家の2流派を共存させている。日常は衣笠学生会館の「読茶庵」のほか、BKCエポック立命21内に千宗室さまのご支援を得て開かれた「蓬窓庵」で活動している。今回は文学部3回生の前薗裕也部長(表千家)が席主を務め、福井県校友会からも開会と同時に20名ほどがご参加頂いた。福井での茶の伝統は、戦国武将朝倉氏にその源流があり、一乗谷城の遺跡では、天目茶碗などが多数出土する。現在東京の五島美術館に所蔵される茶入れ「本能寺文琳」は朝倉義景愛用とされる名品。今回は、福井県校友会のほか福井市、福井市教育委員会、福井テレビ、福井新聞社、福井市愛宕坂茶道美術館、読茶会(立命館大学茶道研究会OB会)にご後援頂いた。 | |
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