10月5日(土)午後1時から千葉県校友会が船橋駅前の「船橋グランドホテル」で年次総会・懇親会を開催した。総会には、昨年の総会を前に役員会の席で倒れ、リハビリを続けていた角野誓紀会長(S33文)もステッキを突きながら元気に参加され、会長代行を勤めていた山本良夫氏(S37経)が正式に会長に就任した。学園・会本部及び関東各県校友会からの参加者らを代表して、若林祥夫学校法人立命館常務理事(財務担当)からご挨拶を頂戴した。若林常務は、最近発表されたばかりの文科省「COE」3件の指定や日経産業新聞による「企業が評価する大学」ランキングにおいて母校立命館が慶応、早稲田の両大学に次ぐ評価を受けていることを紹介、校友のますますの活躍と母校への支援を訴えた。これに対し原千葉県校友会副会長は、「母校の発展を客観的に示すものとして大変誇らしく思うが、これからは国際比較のなかで母校の誇らしい位置を築く努力をお願いしたい」と激励の言葉を贈った。千葉県校友会は、近年総会のなかで参加者を対象にした講演会を実施しているが、今年の講師は、島田幹事長「イチ押し」の講師、立命館大学国際平和ミュージアム館長でもある国際関係学部の安斎育郎教授。「人はなぜ騙されるか―超能力の舞台裏―」と題し、血液型による性格診断の非科学性と反人道的利用、超能力を売りにするマジシャン達の現実の姿について、逐一詳らかに謎解きを行い、「人間であるがゆえに予断に基づく錯覚をすることがある」、人生に「思い入れ」は必要だが「思い込み」は危険であると、スプーン曲げの実演などを交えつつ説いた。参加者一同は、安斎先生の息をもつかせぬテンポと論理明快な説明に感嘆の声を上げ、科学を学ぶ喜びを共有した。中里東葛ブロック長の乾杯で幕を開けた懇親会では、初参加者の自己紹介、各ブロック、各パート紹介などのあと、記念撮影。アトラクションは校友演歌歌手"はまなす哀歌"の千葉山貴公さんが大声援のなか登場。さらに全員大騒ぎの大ビンゴ大会と続き、最後は参加者全員で大きな輪をつくり、応援歌グレーター立命を大合唱。辻千葉ブロック長の三本締めで終了した。本部事務局からは志垣が参加した(参加者は約100名)。関東地区はいよいよ10月19日(土)虎ノ門パストラルでの東京校友大会を迎えることになる。 | |
|