今年の入学式には、谷岡武雄元総長、大南正瑛前総長、また学校法人の理事、評議員、監事についている校友に加え、各都道府県校友会の会長、卒業50周年を迎える校友が招待され、また事前に申し込まれた希望者も多数参加されました。 招待者には、4階「ビュールーム」で父母教育後援会の役員の方々を含めた交流の場が設定され、村田泰隆父母教育後援会会長(㈱村田製作所代表取締役社長)、山中諄理事(南海電鉄代表取締役社長)、北村春江評議員(前芦屋市長)など各界で活躍される多彩な顔ぶれが集まりました。 <徳島から参加した板東さんの感想> 昭和20年の入学式は、確か少し遅れて7月2日。烏丸の立命館中学校で催されたと思います。徳島から、京都までの国鉄(当時)の切符を買うのに苦労して出席しました。しかし徳島へ帰った7月4日の未明、徳島は大空襲で全滅。私の家も焼けてしまいました。 今日の入学式に招かれ、ドームを埋め尽した新入生、父母の姿、学園のいろいろな映像、イベント、そして校歌、応援歌を聞き、よくぞここまでに発展したという感慨で不覚にも涙がでました。そして日本を背負って立つ私学としての大切さを総長から伺い、私は立命館で学んで良かったと心から思いました。これからも年相応に頑張らなくてはと大きな勇気を与えられました。 | |
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