8月28日(木)と29日(金)の両日、本部事務局は琵琶湖のほとり近江舞子の「琵琶レークオーツカ」で父母教育後援会事務局と合同研修会を実施した。今回は、幅広く強力な「校友力」を背景に大学創造をすすめる早稲田大学から、村上祐二総長室調査役を講師にお招きし、「早稲田大学校友会の現状」について報告を受けた。早稲田大学では、今年「早稲田カード」の浸透を背景に「稲門コミュニティー」の運営を開始し、終身アドレスの付与、メーリングリスト・私書箱メールなどのサービスに加え、教養講座の配信など新しい校友サービスを開始している。村上氏は、これらの開発を直接担当された方であり、参加者からの質問が相次いだ。続いて、松田敏父母教育後援会事務課長から、共に後輩校友を育てていく立命館大学父母教育後援会の活動内容と今後の課題について報告を受けた。これらの報告を受けて林堅太郎キャリアセンター就職部長、村上義胤同衣笠課長から、主体的な学びの深まりとその継続がより重要な意味をもつ今後の社会で求められる大学の機能、学生のキャリア形成、校友・父母のネットワーク構築の新たな課題について提言を頂いた。さらに小畑教育研究事業部長から「規制緩和」を受けた大学改革の現状と私学立命館の課題、校友を軸とした新しい時代の母校支援ネットワークの課題についてレクチャーを頂き、討議を深めた。なお今回の研修会には、来春から本格的に校友会活動を開始するAPUの事務局からネットワークオフィスの片岡信氏にもご参加頂いた。 | |
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