3月19日(木)午後1時から、大分県別府市の「ビーコンプラザ」において、立命館アジア太平洋大学第1期生の学位授与式が行われました。今回卒業して立命館校友に加わるのは、学部483名と繰り上げてマスターへ進学した大学院卒2名の485名(国内学生311名・国際学生174名・出身国26カ国)。 式には、広瀬勝貞大分県知事をはじめとする大分県内の自治体首長の方々、いよいよ本格的な活動を開始する立命館アジア太平洋大学校友会の竹本慎也会長、国内学生父母の会の阿佐幸治副会長ら多数の来賓が招かれ、またAPUの創設準備以来の事業に関わった多くの教職員・関係者が休暇をとって駆けつけ参加した。 4年前に同時に入学した彼等は、それぞれが選択した制度の違いによって、ある者は先に社会人となった校友会長として、ある者は、飛び級して大学院修了者として参加するというAPUならではの、学位授与式となった。 APU1期生全体の就職率は94.1%、とくに国際学生は就職希望者全員100%が希望する就職を勝ち取るという驚異的な成果を挙げ、大学院へ就職する者は、APU大学院をはじめ、京都大学、一橋大学、東北大学、横浜国立大学、政策研究大学院大学の大学院へ進学する。 式は、学園歌斉唱後、ご来賓の紹介が行われ、アジア太平洋学部、アジア太平洋マネージメント学部、アジア太平洋研究科の潤で学位授与。坂本和一学長が卒業生、修了生、父母や関係者に対して式辞を述べ、長田豊臣総長が祝福の言葉を贈った。さらに来賓を代表して広瀬知事から「貴方方の成果の上に立って大分県は今後も全力でAPUとその卒業生を支援していく」と祝福と激励の言葉を頂いた。立命館大学校友会を代表してご参加頂いたのは、住野公一本部副会長・東京校友会長と中野秀勝大分県校友会長。 多くの方々の祝福の言葉を受け、卒業生・修了生を代表して挨拶を述べたのは、アジア太平洋学部の竹林誠悟さんと、アジア太平洋研究科のDIZON Mary Janeさん。全てのことを一から始め、この日を迎えるまでの激動の日々を振り返り、感謝を込め決意を語った。 また安藤百福奨学生としてその努力を表彰されたのは、CHOWDHURY Shradhaさん。そして彼らの学生生活を支えて下さったホストファミリーなど地元大分の関係者の方々に感謝状が贈られた。 式の後半は、卒業・終了者全員にひとり一人坂本学長らから記念品が手渡しで贈られた。式終了後は、引き続いてAPU校友会からの入会案内企画が行われ、住野本部副会長がAPU卒業生に対し、「世界と未来に開かれた門から旅立つAPUの校友たちを心から歓迎する。オール立命館の校友が、お互いを励まし活躍し合うこと、母校立命館が世界の人々が平和に暮らしていけるために名誉ある役割を果たし続ける大学であり続けるために努力していこうとエールを送った。このあと学部・研究科毎に別れ、証書交付が行われたが、その後再び式典会場に集まり、APU最後のパーティーが行われた。京都で新しい任務につかれる坂本学長、慈道副学長に対する「APU修了学位授与式」など学生達による独自の企画が行われ、APUの校友は新たな旅立ちに際し、感動を胸にひとつになった。 | |
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