去る3月15日(月)、4月から開設される法科大学院の施設に宛てるための改修が行なわれていた衣笠キャンパス(氷室)の西園寺記念館で改修工事の竣工式が行なわれました。 西園寺記念館は、ここ十数年間、継続的に大学改革を進めている母校立命館が、国際化・情報化を軸に一連の教学改革を始めた当時のことを象徴する建物であり、現在は衣笠キャンパス西部地区恒心館に展開している国際関係学部の学部発足時に建設された建物です。京都市都市景観賞を受賞した建物でもあります。 国際関係学部ご出身の皆さんには、少し寂しい思いが残るかも知れませんが、この建物を使って僅か240名の規模で新たな学部を展開できたのも立命館の各学部また校友を含めた学内外の関係者の支援によるものでした。母校立命館では、改革に会わせて互いの教学条件を改善すべく全学園の資産をフルに使った改革が行なわれます。産業社会学部が、かつて経済・経営両学部が使用していた以学館を使用していることも同様です。 そして、今回、この間の立命館改革スタートの象徴とも言うべき西園寺記念館で立命館法学の伝統を背負う「法科大学院」が発足することは象徴的であり喜ばしいことです。 <「大学HPでの記事」> | |
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