3月9日(火)午前11時から、大阪市北区堂島の「クラブ関西」において、関西財界を代表する要人30名のご出席をえて、学校法人主催の立命館アジア太平洋大学「開学四年のご報告とご意見を承る会」(大阪)が開催された。 長田豊臣総長の開会ご挨拶に続いて、アドバイザリーコミッティー委員を代表して小林庄一郎様(関西電力㈱顧問)から開学4ヵ年を迎えるAPUに対する高い評価と今後の期待を込めたご挨拶を頂戴した。 この後、坂本和一APU学長が、世界67の国から来た1600名を超える志の高い国際学生、それに応える日本人学生、20カ国の多国籍教員スタッフ、英語・日本語二言語の教育システム、アドバイザリーコミッティー委員各社をはじめとする多くの奨学金によって、APUは画期的な教育成果を挙げつつあると報告された。 これを受けて、ご来賓・各AC委員からは、「結果的に留学生に反日感情をもたせて帰国させてしまった戦前を振り返り慎重にとらえていたが、APUは予想に反する成果をあげた」(木田宏様:財団法人新国立劇場運営財団顧問、元文部次官)、「大きな特色を示す成果、成功にエールをおくる。一歩先を行く大学こそが勝利する。グローバルで多様な取り組みに意気を感じる。確信をもって進んで欲しい。」(大西正文様:大阪ガス㈱特別顧問)、「地元大分の出身者として故郷の躍進に役立つ取り組み、大学のルネッサンスを喜んでいる。」(田代和様:近畿日本鉄道㈱相談役)、「卒業生に国際的な資格がとれる指導をして欲しい。挫折した者はどうか。」(金馬昭郎様:京阪電気鉄道㈱取締役相談役)、「国際学生を即戦力として就職指導を強化して欲しい。」辻晴雄様(シャープ㈱相談役)、「各国で早期にグローバルな卒業生ネットワークを構築することが重要」(川上哲郎様:住友電気工業㈱相談役)、「日本びいきの留学生を育てて欲しい」(田嶋英雄様:コニカミノルタホールディングス㈱名誉顧問)のご意見ご質問を頂戴した。 なお、校友からは高橋宗治郎様(㈱滋賀銀行取締役会長)、道端進様(京都中央信用金庫会長)、山中諄様(南海電気鉄道㈱代表取締役社長)がご出席頂いた。続いてAPU卒業予定者大山嵩さん(三洋電機㈱に就職)、YUAN Zheさん(中国出身:シャープ㈱に就職)が感謝を込めて就職の報告と感謝のご挨拶を行なった。引き続き、長田総長から、モンテ・カセムAPU新学長、甲賀光秀同学長補佐等新年度のAPU役職者を紹介。最後に川本八郎理事長が、これだけの皆様にご支援を受けたプロジェクトであり、成功させない訳には行かない決意でのぞんで来た。ご支援に感謝申し上げ今後も努力させて頂く。」と謝辞を述べ会議を終了。会食に移った。 | |
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