7月5日(土)午後5時、日本三景宮島を望む広島県廿日市市役所の7階会議室において、広島県西部地区校友会が発足総会を開催した(参加者29名)。3100名余の会員を抱える広島県校友会はそれぞれの校友の生活圏での支部組織の設立に力を入れており、永年の歴史をもつ呉地区同窓会、昨年発足した東広島地区校友会に続く支部組織として同日西部地区校友会を発足させた(なお県域を越えて山口県岩国市からの参加も含んでいる)。会長には、前広島市収入役の伊藤利彦氏(S37法:㈱広島バスセンター代表取締役社長)が就任。副会長に広島県職員を退職後、JR廿日市駅前に地区の特産品販売や観光情報提供、イベント企画を通じて廿日市の新しい拠点作りを目指すアンテナショップ「夢交差点」の開設を進める栗林克行氏(S41法)、事務局長に平岡滋氏(S62法:廿日市市役所)らの役員体制を確立、同地区における約230名の校友を対象とする校友会活動がスタートした。なお、今回の同校友会設立にあたっては同地域に住む校友が5回に及ぶ準備会を開催、とりわけ幹事となった今枝啓太氏(S54経:広島市会計室)、国吉真理子氏(S50文)、中川久義氏(S36法:三井不動産広島支店参事)の熱心な働きかけがあって実現した。発足総会には、広島県校友会から野村眞幸顧問、松島哲也事務局長、呉地区同窓会から新宅雅幸会長、東広島地区校友会から光野俊彦会長、榊原勝美事務局長が出席、校友会本部事務局から志垣事務局長・校友課長が参加し、学園近況等を報告した。参加者の中には同じ地区に住んでいることや定年前同じ会社に勤務していたことを今回の会合で初めて知り合うケースが目立ち、帰郷して廿日市中学校の教壇に立つ古賀和子氏(S48文)は同校の今橋孝司校長(S47産)との同席に驚き、二次会では家族を手伝って料理を運ぶ教え子との出会いに再び驚くなど生活圏ならではの同窓会風景が繰り広げられた。 | |
|