7月3日(木)午後6時から、衣笠キャンパス中川会館4階校友会館校友ロビーで「2003年度校友会・父母教育後援会奨学金授与式」を挙行した。式には柊茂校友会副会長、安田祐造校友会財務委員長、また父母教育後援会幹事教学部副部長生田真人教授が出席し留学生を激励した。校友会の奨学金受給者は17名、父母教育後援会の受給者は15名、それぞれに30万円が支給された。代表して証書を受け取った校友会奨学金の金聖眞(キムリンジン)さん(文学部2回生:韓国出身)と父母教育後援会の郭小莉(カクショウリ)さん(政策科学部4回生:中国出身)が厳しい経済環境のなかで行われる校友の支援、また現役学生の父母からの支援に対しそれぞれに留学目標達成への決意を込めた謝辞を述べた。最後に司会を務めた出口雅久国際教育・研究機構副機構長が両会に対する謝辞と留学生への激励の言葉を述べ、記念撮影をして終了した。 <金聖眞(キムリンジン)さんの「感謝の言葉」> 「私は文学部2回生の金聖眞と申します。この度、立命館大学校友会留学生奨学金をいただくことになり、私たち留学生は感謝の気持ちでいっぱいで、大変うれしく思っています。このうれしい気持ちを気持ちだけにとどめずに、これからの留学生活を今までにも増して、全力を尽くし、一生懸命頑張りたいと思います。日本が大好きで留学をしました。でも日本での留学生活は高い物価と思うように出来ないアルバイトで経済的には大変苦しい毎日です。国からの仕送りも無い留学生にとって経済的な問題は、勉強をするという留学の本当の目的を希薄にしてしまいます。しかし、この校友会留学生奨学金をいただいたことを励みにして、今まで以上に勉強に力を注いでよい結果を出したいと思います。心から感謝いたします。本当に有難うございました(原文のまま)。」 | |
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