大学院法学研究科が、今年も「金融と法」東京講座を開講します。この講座は、先端的金融取引で金融工学と並んで重要な役割を果たしている法・制度・税制等を深く研究するため、「金融技術とリーガルエンジニアリング」と題する研究テーマの下に、その基礎および応用を法学的見地から実践的に教育研究するものです。授業は、前期(4月 3日)~ 7月10日)、後期(10月 2日~12月18日)の各土曜日に東京三軒茶屋の昭和女子大学で行われます。
講義の内容は、前期に①ワーキングキャピタルファイナンスの新技術と電子ファイナンス、②デリバティブと金融工学の基礎
、③証券化の基礎理論と法務、ストラクチャード格付演習、また後期に④タックスファイナンス、⑤リアルエステートファイナンス、⑥保険とリスクファイナンス、⑦高齢化とファイナンス、の構成であり、今年の講師陣は、大垣尚司(立命館大学法学部教授、日本住宅ローン株式会社代表執行役、当講座主任教授)、 三木義一(立命館大学法学部授税法)、池森俊文(みずほ第一フィナンシャルテクノロジー㈱取締役)、小林規男(チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー日本支店 企業保険事業本部・R&Dマネージャー)、近藤健志(スタンダード&プアーズ・ディレクター)、宗岡徹(ソニー株式会社年金企画部担当部長、ソニーグローバルペンションマネジメント株式会社執行役員(兼務)、財務省・総務省「独立行政法人会計基準改定共同ワーキングチーム」委員等)、山内恒人(ソニー生命保険㈱ALM部統括部長)、渡辺健樹(スキャデンアープス外国法事務弁護士事務所、外国法事務弁護士、ニューヨーク州弁護士)を予定しています。
募集期間は、2月27日(金)まで。詳しくは、以下をご参照下さい。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsla/program.htm