立命館大学岩手県校友会は、6月29日(日)午後2時から、JR盛岡駅の「ホテルメトロポリタン盛岡」において総会・懇親会を開催した。四国4県に匹敵する面積の岩手県内には180名の校友が在住されており、現在大学には、55名の岩手県出身の学生が学んでいる。来賓として、大学・校友会から、市川靖校友課参与(校友会事務局長代理)が出席した。総会は、大橋謙一事務局長(S46産社卒)の開会の辞ではじまり、多田和生会長(昭34文卒)から、高橋元会長、富沢前会長の相次ぐご逝去で二重の悲しみを蒙ったが、両先輩の遺志を継いで岩手県校友会の活性化を図りたいこと、1月の新年会、5月に開催された校友会本部幹事会および6月の父母懇談会の報告があり、岩手県での母校の知名度を一層高めていく必要性が説かれた。市川氏からは、大学及び校友会への協力・支援に対する謝辞に続いて、大学の情報として、国公私立を含めた高等教育の状況、本学の社会的評価、大学院・学部の新設、既存学部の改革、学生の活躍など、また校友会関係の情報として、全国校友大会開催の案内、各校友会のさまざまな形での活動、校友の活躍などについて報告があり、学生・教職員は勿論、校友の皆さんの活躍が社会的評価を生み、母校の発展に繋がることの説明があった。続いて議事に入り、大橋謙一事務局長が平成14年度経過及び収支決算報告、平成15年度予算案を提案、これを承認して懇親会に入った。 懇親会は、菊池宏副会長(S40文)の発声で乾杯、終始、アットホームな雰囲気で進められ、母校の飛躍的な発展への喜びと期待、若手校友・女子校友への呼びかけ、同志社大学校友会との交流、昭和30年代には京都へ行くのに20時間ほどかかったことが隔世の感であるなど、話に花が咲き時間を超えての中締めとなった。今年は参加者が少ない総会・懇親会であったが、次年度以降の多様な形で参加者を募ることを期して、梅雨の晴れ間の街へ繰出した。 | |
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