立命館大学熊本県校友会は、6月21日(土)午後5時から「ホテルニューオータニ熊本」で総会・懇親会を開催した。熊本県各地から参加した校友は約80名(女子5名、平成出身22名)。大学から井上純一常務理事、会本部から安田祐造常任幹事会副議長、市川靖校友会事務局長代理が出席した。 総会は、宮崎嘉清(S32法)副会長の開会の辞、校歌斉唱に続き、吉良禎人(S32経)会長が「志をもって同じ立命館で学んだ者として、大学との連携やお互いの絆を大切にしていきたい」と挨拶。来賓の井上純一常務理事が、高等教育の動向、大学院の強化、中期的将来展望、学生の活動等について大学の近況を報告のうえ、一層の支援・協力を要請。また、会代表の安田副議長から、今年度全国校友大会の紹介、各地の校友会活動状況、校友の活躍などについて報告があった。 続いて、吉良会長が議長となり議事。松枝民生(S47産)事務局長の平成14年度事業・収支決算報告、白浜邦彦(S39法)監事の監査報告を承認。次いで平成15年度事業計画・予算案を承認した。さらに役員改選が行われ、宮崎副会長の退任・顧問就任、副会長に隈部幸一(S47営)、前園潮(S48経)の両氏を、事務局長に飯田俊之氏(S57産)、その他を選任し、これまで事務局長を担当された松枝民生氏に感謝の拍手が送られた。さらに、茶道部OB秋月雅巳氏(S52法)から、昨年開催された学生「夏季茶会」への支援に対する謝辞があった。 最後に、宮崎嘉清副会長が退任の挨拶。「熊本県校友会の草創期の名簿作成中「戦死」という文字を多数目にして心が痛んだ。初めての会合は、昭和33年で当時の在住者30数名、参加者は14、5名であった。しばらくはその30名を超えることができず財政的にも枯渇し苦労した。しかし今は会員も増え、若く力強い事務局もでき大変嬉しい。今後の発展に期待したい。」との話があり、これまでのご苦労に対して万雷の拍手が送られた。 会場を移した懇親会は、飯田俊之新事務局長の司会、隈部幸一新副会長の乾杯の発声で始まり、恒例の"お楽しみ抽選会"は、11年連続参加の竹内麻祐子(H4文)さんの軽妙洒脱な進行で、飯田事務局長との連携もピッタリ。景品が当たるたびに歓声があがった。各テーブルでは、大学の発展や後輩学生の活躍、仕事の話、学生時代の懐かしい想い出など話題は尽きず、なごやかな時は瞬く間に過ぎていった。そして、前園潮新副会長の発声による一本締めで「火の国」の第44回総会・懇親会は中締め、再会を期して三々五々、二次会など梅雨空の街へと流れていった。 | |
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