6月14日(土)午後2時より、奈良県新公会堂にて奈良県校友会総会が開催され、あいにくの雨の中、約160名の校友が出席した。杉本昭司副会長(S32文)の開会のことばに始まり、校歌斉唱、物故校友への黙祷の後、渡辺申孝会長(S33経)より、「設立より50余年、8,000名を超える校友を輩出している奈良県校友会の諸活動、各サークル活動などをさらに活発にし、近府県校友会との連携強化を図るなど、力強い活動を通じて母校立命館のさらなる発展を支えていこう」との挨拶が行われた。続いて、学園より長田豊臣立命館総長、校友会本部より蟹江嘉信副会長からの来賓挨拶に進み、長田総長からは、「今、教育・研究を取り巻く環境は、国公立大学を含めた急速な変革の時を迎えている。この厳しい状況の中で、21世紀の私学としての新たな教育創造、大きなビジョンで事象を捉えるフロントランナーとしての人材育成などを目指して日々奮闘している。校友の皆様からのさらなる支援を期待している」とご挨拶。蟹江副会長からは「各方面で校友会が次々と発足し、また先日の関東地区新人校友歓迎会(5/31)も多数の参加を以って盛大に行われるなど、校友会活動が活発におこなわれている」との紹介があった。この後、「祝電披露」を経て議事に入り、「2002年度活動実績および2003年度の活動計画案」、「2001年度、2002年度の会計報告および監査報告」、また、渡辺申孝会長をはじめとする「2003年度新役員選出と紹介」がおこなわれた。休憩の後、立命館大学アメリカンフットボール部の古橋由一郎ヘッドコーチ(立命館大学スポーツ強化センター)が講演。「現在の学生気質を理解し、確かな視点で資質を伸ばすチーム作りの難しさ」や「ライスボウル勝利までの道程における苦労体験」などを語った。講演後は会場の新公会堂をバックに記念撮影。続いて約2時間の懇親会へと移った。懇親会は岩井宏實奈良県校友会名誉校友の開会ご挨拶、大南正瑛立命館前総長による乾杯のご発声で始まり、立命館大学軽音楽部による演奏披露など、盛況に行われた。最後は肩を組み応援歌を合唱。万歳三唱で盛大なまま、横井健二奈良県校友会相談役(S33経)の閉会ご挨拶を以って終了した。 | |
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