6月14日(土)午後3時から、JR山形駅ビルの「ホテルメトロポリタン山形」において、山形県校友会が年次総会・懇親会を開催した。山形県は、最上川の流域地域全体とも言えるが、置賜地区米沢盆地に発したその川は、山形、天童といった内陸の村山地区を経て最上地区、さらに酒田港、鶴岡を中心とした庄内地区へと到る。近年、新幹線の新庄延長で米沢から新庄まで南北交通が一本化されたとはいえ、山形盆地から庄内平野までは今もバスで2時間近くかかる。県内230名ほどの校友のうち60名ほどはその庄内地区に住む。菅野安夫幹事長(S48営)の司会、事務局の荒木実良氏(S53産)の開会宣言で始まった総会は、始めに奥山正明会長(S48文)が会長挨拶。続いて来賓挨拶に移り、学園を代表して甲賀光秀専務理事が、国公立を含めた大学改革が急速に展開するなか、母校立命館が校友の活躍とその支援を得て着実に発展出来ていることに感謝し、会活動のさらなる活性化を望むとご挨拶。また会本部の志垣事務局長からは、APU校友会との連携を視野に入れた会活動の国際化などについて報告があり、隣県校友会を代表して参加の阿部治郎福島県校友会長(S35文)からは、広い県を4地区に分け、交代で総会を担当する同県校友会の活動紹介や東北地区校友会の連携をいっそう強化しようとの呼びかけが行われた。このあと議事に移り、木本喜広事務局長(S49理)から平成14年度事業報告・決算、平成15年度事業計画・予算が提案され、これを承認。会場を移しての懇親会となった。須田健一氏(S48法)による乾杯で始まった懇親会では、庄内地区三川町から車で駆けつけた最若年の大井知法氏(H10国)を皮切りに全員が自己紹介を行った。新庄北高校で共に教師を務める鈴木和幸(S61文)、鎌田弘(H2文)の両氏、転勤を機に家族と共に仙台から移り住み、今もナナハンで県内各地を巡ることを楽しみにする西沢清一氏(S49産)、転勤にあわせ校友会の所属変更を完了した石井卓二氏(H6産)、多彩な社会経験を経て今は小学校教諭を務める半田優氏(S54産)と懐かしい学生生活、京都時代の出来事、また近況等を報告し合った。テーブルには、兼業農家(?)深瀬新一郎氏(H8法)差し入れの「さくらんぼ」が盛られ、会活動を影で支えて下さる二人の奥様(菅野昭子、木本理智子のお二人)が見守るなか、和やかに懇親が続いた(参加者18名)。 | |
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