11月22日(土)、ソラリア西鉄ホテルにおいて、福岡県校友会が「オール立命館福岡県校友のつどい」を開催した(参加者300名)。
第1部の総会は、藤永前香氏(1979年産社)の司会進行で原田奈津美氏(2009年法)が開会宣言。校歌斉唱、物故者への黙祷の後、主催者を代表して清家邦敏会長(1961年経済)が挨拶を行った。挨拶の中で清家会長は「『スーパーグローバル大学』に採択されるなど、母校の発展を嬉しく思う。併せて今後グローバル化構想をどのようにして体現していくのかということに注目し、期待していきたい」と述べた。続いて総会議事が行われ、全て拍手で承認。APU校友の二宮氏の閉会挨拶を経て第2部の来賓紹介に移行した。
冒頭の来賓紹介後、祝辞披露となり、先ず、母校を代表して川口清史総長が登壇。「『スーパーグローバル大学創成支援事業』の申請に当たっては、各大学が掲げる構想を体現することによって10年後にどのような未来を創造できるのかということを示す必要があった。採択に当たっては『多文化協働人材』の育成を通して我が国社会の、大学のグローバル化を牽引していく構想が評価されたものと確信している。今後はその期待に応えていくとともに、『グローバル大学』としてのブランディングに繋げていきたい」と母校の近況報告を交えた祝辞を述べた。次に今村正治・立命館アジア太平洋大学(以下、APU)副学長が、関西以西の私立大学の中で唯一採択を受けた「スーパーグローバル大学創生支援事業」のことに触れ、「立命館大学と同様10年後を見据えてしっかり取り組んでいきたい」と述べるとともに、現在MBAが国際認証評価にトライ中であること等、開学15年目に入るAPUの到達点を紹介し、さらなる理解、支援を求めた。続いて福元寅典・校友会本部副会長(1972年経済)が、「混迷する社会情勢下、躍進する母校と熱い愛校心で未来人財育成基金に取り組む校友との関係性は重要である。今後もスーパーグローバル大学を目指す母校をサポートしていこう」と呼びかけ、参加者全員と「未来人財育成基金募集推進事業を成功させよう」と三唱した。最後に慈道裕治・東明館中学校・高等学校理事長が登壇。立命館の元執行部が運営している同校について紹介。そして「大学合格がゴールではなく、その向こう側にある夢を見据えて勉強に取り組む生徒を育てていきたいし、今後の中等教育はそれを実践していかねばならないと思う。個人的には中等教育のAPU版ができればと思っている」と述べた。来賓挨拶終了後、立命館大学校友会から福岡県校友会に対し賛助金の交付が行われるとともに、福岡県校友会から立命館大学校友会に対し寄付金の贈呈が行われ(当該寄付金は、「未来人財育成基金」として母校に寄付)、第2部を終了した。
第3部の懇親会では、清家会長の挨拶の後、住野公一・立命館大学校友会副会長と三上由佳・福岡県校友会副会長による「チェロとピアノのミニコンサート」が行われ、「白鳥」、「秋桜」、「川の流れのように」が披露された。続いて伊豆善也氏(1952年経済)が乾杯を発声し、開宴となった。県内の地域、職域等々様々な校友会組織に所属する校友が一堂に会し、活発な交流が展開される中、初参加の校友による自己紹介や大抽選会などが行われ、大いに懇親が深められた。最後は広島県校友会から参加した、元応援団長の山口竜一氏(2000年経営)のリードで応援歌と校歌を斉唱。そして盟友の同志社大学、関西学院大学、関西大学の各校友会組織から参加された方々に対しエールを贈り、森下良吉副会長(1971年経営)による「博多一本締め」で中締めとなった。
なお、校友会本部事務局からは事務局長の大場が参加した。