11月16日(日)11時より、朱雀キャンパス1階「多目的室」において、RBC立命館大学放送局OB・OG会が総会・懇親会を開催した(参加者約50名)。
西野義和氏(1970年産社)の司会で開会した総会は、物故者への黙祷に続き、議長に選出された前田裕也氏(1985年文)の進行で、福村和広会長(1984年文)が前回総会以降3年間の活動報告を行い、地域、世代ごとに自立したOB・OG活動を促し、支援していく中で、次代を担う現役学生への支援につなげてきたことを紹介した。続けて決算報告を行い共に拍手で承認された。さらに、役員改選議事においては福村会長が次期会長に立候補。そして副会長、会計幹事等の役員体制案を提案し、全て全会一致で承認された。最後に、RBC立命館大学放送局が、2015年に開局60周年を迎えることを受け、同年開設予定の大阪いばらきキャンパスにおいて記念行事を検討している旨等、次年度以降の活動方針を述べた。総会議事終了後、現役の活動報告が行われ、終了後、OBトークと称して長谷川豊氏(1999年産社)のトークショーが開催された。トークショーの中で長谷川氏は、在学中故鈴木みどり教授に師事し、メディアリテラシー学を専攻。2回生の時に「立命レガッタ」の実況中継で原稿のない実況の難しさを体験し、以降、杉本清アナウンサー競馬実況などを参考にしながら猛勉強を重ね、本学で初めてとなるフジテレビのアナウンサー試験に合格したことなど在学中のエピソードを紹介。そして入社後は、リポーター経験を積みながら、9年目に目標としていた競馬の実況中継を達成。その後、新たな境地を求めてニューヨーク支局勤務を志願し、中間選挙のオバマ大統領への直撃インタビューを行ったこと、スーパーボウルでのMVP選手へのインタビューを行ったことなどについて、今だから言えるエピソードを交えながらフジテレビ時代のアナウンサー生活を紹介した。現在は、フリーアナウンサーとして活躍中の長谷川氏だが、現在キャスターを務める東京MX社から東京オリンピックの実況中継をすること、同様にテレビ大阪から大阪カジノ構想の実現により大阪の経済がどのようになっていくのかを調査し、報道すること、そして様々な経験を生かしていつかは母校立命館大学の教壇に立つことを目標に、今後のアナウンサー人生を歩んでいきたいと述べた。
会場を転換して懇親会となり、冒頭に校友会本部事務局から参加した大場茂生事務局長が、校友会と母校の近況報告を行った。続いて最年長出席者である中野廣氏(1957年理工)の乾杯発声で開宴となり、和やかな交流が展開された。交流の最中には現役支援のための募金活動が行われた。最後は、最年少出席者である稲田光児氏(2011年産社)の挨拶と一本締めで、中締めとなった。