11月2日(日)に立命館宇治中学校・高等学校において、「鳳凰会総会」「周年記念イベント」が開催された。11時30分からはA棟にて立命館宇治中学校・高等学校「鳳凰会」の2014年度総会が開催された。
矢野達比古副会長(98年)が司会を務める中、まず、新立敏美会長(70年)が挨拶に立ち、「母校の発展は嬉しく何よりの励みになる。今後の後輩の活躍を期待している。」と母校と後輩へのエールを送った。続いて、立命館宇治中学校・高等学校のチャールズ・フックス校長が登壇し、学校設立の経緯等のこれまでの歴史から、スーパーグローバルハイスクール(SGH)事業、国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)等の現在の取り組みを挨拶の中で紹介した。また、来賓代表の川崎昭治立命館常務理事の挨拶では、かつて校長も務めた経験に触れつつ「何かに挑戦するDNA」をつないでいきたいとの想いが述べられた。
来賓紹介の後、議事に移り、上治浩樹副会長(82年)が議長を務める中で、2013年度決算、会計監査報告、2014年度予算、会則改定、次期役員選出が行なわれ、全て承認された。なお、活動報告の中では同じ卒年同士対象とした大同窓会に100名を超える参加があったことや活動助成金が浸透してきたこと等が紹介され、次期役員選出では庶務・会計にあわせて4名の新役員が就任することとなった。
議事を全て終えた後、参加者は宇治高等学校50周年、立命館宇治高等学校20周年を迎えるにあたっての「周年記念式典」や「記念講演」に足を運んだ。「周年記念式典」では、チャールズ・フォックス校長や川口清史立命館総長による挨拶等が行なわれ、「記念講演」ではアルピニスト野口健氏が「生きる」をテーマとして、自身の活動体験談や経験に基づく力強いメッセージが参加者に伝えられた。
当日はこの他にも各種イベントやブースが学校全体で開催されており、学校・生徒・地域が一体となった取り組みに参加した卒業生や市民は笑顔を見せていた。