11月8日(土)15時より、JR鹿児島中央駅西口「プラザN」において、鹿児島県校友会が「校友の集い」を開催した(参加者82名)。
第1部の総会は、前迫栄二郎副会長(1977年経営)の司会進行で開会し、校歌斉唱に続き主催者を代表して、福元寅典会長(1972年経済)が開会の挨拶を述べた。挨拶の中で福元会長は、「廣庭淳氏(1976年産社)を中心に精力的に取り組んでいただいている校友会未来人財育成基金の継続口数も45を数えるほどになった。本会としては60口を目指しており、今一度ご理解、ご協力をお願いしたい」と述べるとともに、「本基金は、『未来を信じ、未来に生きる』の精神のもと発展する母校のために生かされる。SGUの採択等躍進する母校をみんなで支えて行こう」と呼びかけを行った。さらに同会が来年度設立40周年を迎えることに関わり、2015年11月7日(土)城山観光ホテルにおいて記念総会を開催する旨の報告を行った。続いて、来賓を代表して小木裕文・学校法人立命館副総長が、SGUの採択、OICに設立する「立命館・アジア日本研究センター」、ANUとの共同学部設置構想等、グローバル化の取り組みを中心に母校の近況を報告。上子秋生・立命館アジア太平洋大学副学長が、グローバル大学としてのこの間のAPUのブランド力向上状況について報告するとともに、さらなる支援と協力を依頼。佐藤友美子校友会本部副会長が、「校友会未来人財育成基金募集推進事業を通じた木目細かい取り組みは、鹿児島県校友会の組織活性化、とりわけ若手・女性校友の組織化、そしてHPの更新率の高さ等、あらゆる取り組みに成果として表れている。この先進事例を校友会全体に広めていく必要がある」と挨拶。慈道裕治・学校法人東明館学園理事長が、立命館の元執行部がこれまでの経験を生かして、本年4月から佐賀県の進学校である同校の運営に携わっている旨を紹介するとともに、鹿児島県校友の方々をはじめ九州各県校友の方々への理解と協力を求めた。来賓祝辞終了後、総会議事となり、福元会長が議長を務める中、川窪宏一事務局長(1976年産社)による事業報告、会計報告、吉留昌彦氏(1988年経済)による監査報告を審議し、全て拍手で承認された。最後に、所用により総会のみで帰られる方々の自己紹介と記念撮影が行われ、記念講演会へと移行した。
記念講演会では福元会長のご子女でもあるフレンズFMパーソナリティの福元ゆみ氏が講師を務め、「人が好き あなたが好き ワタシがスキ」というテーマで講演。講演の中で福元氏は、「人と良好なコミュニケーションをとっていく上で、先ずは事前にその人との共通点を見つける等の予習が重要であること」そして「表情豊かに笑うこと。笑顔で接すること」などの重要性を指摘。2人1組によるワークショップを通じて、参加者はそれらを実感した。
休憩を挟んで、第2部の懇親会となり、西中貴子氏(2007年経済)の司会進行のもと、福元会長の挨拶に続き、来賓の大久保匡敏・同志社大学校友会鹿児島県支部副支部長、青木和博・関西大学鹿児島千里会副会長、初村雅敬・立命館大学北九州校友会幹事長(1978年経済)が来賓として祝辞を述べた。その後、地元鹿児島県校友のアーティスト桜井まみさんによる歌唱披露があり、佐々木一誠氏(2012年法科院)により乾杯発声で開宴となった。緩やかに世代ごとにまとめられた座席配置により、共通の話題でコミュニケーションが図られる中、初参加校友の紹介や抽選会等のアトラクションが行われるにつれて、世代を越えた交流が展開されていった。最後は、本部事務局から参加した大場茂生事務局長のリードにより全員で応援歌を斉唱。参加者最年長の入來院元彦氏(1955年経済)の挨拶で中締めとなった。
なお、この後会場を2階に移し、デザートビュッフェ形式の2次会が開催され、時を忘れて和やかな交流が展開された。