10月26日(日)11時より、大和郡山城ホール「レセプションホール」において、奈良県校友会やまと郡山立命会が総会を開催した。
折井淳代氏(1979年文)の司会進行で開会し、冒頭に物故校友対に対し参加者全員で黙祷を捧げた。続いて校歌を斉唱し、住岡達也会長(1957年文)が挨拶を行った。挨拶の中で住岡会長は、「校友会報『りつめい』やマスコミ等の報道を通じて、母校の発展を目にする機会が増え、喜びに堪えない思いである。本会は発足して4年となる。郡山の歴史文化に沿った形で校友会活動を活性化していければと考える」と述べた。次に校友会本部事務局長の大場がOIC開設準備状況や「スーパーグローバル大学創成支援事業」への採択等、母校の近況報告を行い、絈井憲・奈良県校友会会長(校友会本部副会長)が、前日に岡山で開催された「オール立命館校友大会2014in岡山」の開催報告と併せて、組織強化、未来人財育成基金募集推進事業、東日本大震災復興支援事業という今年度校友会が3本柱に据える事業について紹介した。その後、祝電披露を経て、総会議事となった。議長に選出された出口善彦氏(1969年経)の進行のもと、事業報告、予決算、事業計画等の議案が諮られ、全て拍手で承認された。
総会議事終了後は、記念講演が行われた。講師は中川好夫・帝塚山学園地域連携推進室長(1977年経)。「『お殿様御膳献立帳』の料理再現にあたって」というテーマで、元大和郡山藩主・柳澤保申が料理を食べた時の時代背景と料理の内容、元藩主を饗応した元領民の想いについて、資料を提示しながら説明された。
その後、記念撮影を経て懇親会へと移行。渡邉申孝・奈良県校友会名誉会長の挨拶、梶田日隆・天理わだつみ会副会長(1958年経)の乾杯発声で開宴となった。和やかな交流の中、参加者の自己紹介が行われたり、事務局の増田純也氏(2006年理工)の名司会で「立命館クイズ」が行われたりした。宴もたけなわとなった頃、漆正良・南和会会長(1969年文)の万歳三唱、出口氏の挨拶で散会となった。