10月19日(日)ホテルフジタ福井において、福井県校友会が「校友の集い」を開催した(参加者102名)。
第1部の総会は、松枝隆一氏(1991年法)が司会進行。冒頭、同会立ち上げの頃よりご尽力され、本年6月に逝去された澤田謙三元副会長をはじめ、この2年間にお亡くなりになった諸先輩方に対し、参加者全員で黙祷を捧げた。続いて、品谷義雄会長(1973年法)が登壇。「母校の教育・研究の充実、発展を誇りに思う。その気持ちを参加者全員が一にしながら今日は積極的な交流を」と開会の挨拶を行った。その後、総会議事となり、品谷会長を議長として過去2年間の事業報告、会計報告(光森久幸氏・1966年経済)、会計監査報告(広田一雄氏・1976年経済)が行われ、拍手で承認された。次に、役員改選に伴い選考委員が人選され、会場を移して選考委員会が開催された。選考中の休憩時間を利用して、ステージ上では、RFSの峠岡伸行氏(1984年経済)と丸井久明氏(2001年経営)が、「未来人財育成基金」の趣旨を丁寧に説明ながら、参加を呼びかけた。また、光森氏等が「立命館福井校友ゴルフ会」の活動紹介と併せて入会案内を行った。約10分間の選考委員会を経て、総会が再開され、次期役員として会長に品谷氏(重任)、澤田前副会長の後任副会長に光森氏を、幹事長代理に橘誠一氏(1976年経営)等を推薦。拍手で承認された。
第2部の懇親パーティーは、第1部に引き続き松枝氏が司会進行。主催者を代表して品谷会長が挨拶を行い、来賓挨拶となった。先ず、志磨慶子・学校法人立命館常務理事(1971年文)が登壇。あらためて立命館大学の「全国性」や「多様性」というメリットを紹介しつつ、それを生かしながら、学生の主体的な学びを育んできた歴史について説明した。そして同様に現在、少子高齢化が急激に進展しているが、立命館は過去においても課題に直面した時に、様々な教学改革、学園創造を進めるなど積極的に働きかけながら、それらを乗り越えてきた歴史を有すると紹介。大阪いばらきキャンパス(OIC)の開設や、総合心理学部の設置等はその一端であると述べた。さらに先日立命館アジア太平洋大学とともに採択された「スーパーグローバル大学創成支援事業」に触れ、「本事業に採択された重みを認識しながら大学のグローバル化に取り組んでいく」と決意を述べた。次に絈井憲・校友会本部副会長(1969年経済)が、今年度校友会事業の柱である①組織強化(とりわけ若手・女性校友)、②未来人財育成基金募集推進事業、③東日本大震災復興支援事業を紹介。併せて10月25日(土)に岡山市で開催される「オール立命館校友大会2014in岡山」への参加協力要請と、2016年の金沢での校友大会への協力を呼びかけた。最後に、同県出身の文化勲章受章者、白川静先生のご長女である津崎史氏が登壇し、家族しか知り得ないエピソードを交えながら白川先生の歩まれてきた道を紹介された。来賓紹介、祝電披露を経て乾杯となった。加納裕・石川県校友会会長(1978年産社)が、2016年の金沢校友大会に向け連帯を呼びかけながら、声高らかに乾杯を発声し、開宴となった。初参加者のスピーチや記念品贈呈が行われるなど、和やかな雰囲気の中、活発な交流が展開された。最後は出村久仁男氏(1979年文)のリードにより、参加者全員で応援歌を斉唱。田村哲朗・富山県校友会会長の万歳三唱で中締めとなった。