(政策科学部 石原先生よりリポートが届きましたのでご紹介いたします)
今年から始まった集中セミナーで、石原ゼミではシンガポールを訪問しました。集中セミナーでは、1シンガポールの都市戦略、2住宅開発庁(HDB)による団地改善、3垂直都市緑化政策、4歴史的景観の保全といったテーマをもとに、現地の視察と関係機関へのヒアリングを行いました。
シンガポールに到着後 2日目の夜に、シンガポール校友会を訪問させていただきました。場所は、会員様の一人が居住するマンション内のプール横のバーベキューゾーンです。われわれ訪問側は教員 1名と 3回生 11名、校友会の皆さまには 8名という布陣でした。バーベキューは、このために半日休をお取りいただいた方もおられて、肉、魚介、野菜と飲み物の至れり尽くせりのご歓待をいただきました。
3回生はこれから就活を迎える世代で、現在の日本のグローバル化の実態を踏まえると、実際に海外でご活躍されておられる方のお話をじかに聞くことは、非常に貴重な体験になったのだと思います。私自身も長末校友会長の「シンガポールの人たちは、できれば海外に出たいと考えている人が多い」という私にとっては意外なお話を聞き、ピカピカに輝くシンガポールの一つの裏面を見させていただいたような気がしました。
私自身、海外の校友会の皆さまのところに訪問するのは、バンコク、上海、ハノイに続いて4カ国目です。毎回、単なる訪問者では聞くことのできないお話を聞くことのできる貴重な機会となっております。また機会がありましたら、訪問させていただきたいと思います。
シンガポール校友会の皆さま、本当にありがとうございました。
政策科学部 教授 石原一彦・ゼミ一同