7月27日(日)、橿原観光ホテルにおいて奈良県校友会南和会が総会を開催しました(参加者32名)。
第1部の総会は、西川昌憲氏(1987年経営)の司会進行で開会し、冒頭、物故校友に対し黙祷を行いました。次に校歌を斉唱し、漆正良会長(1969年文)が、主催者を代表して開会の挨拶をしました。挨拶の中で漆会長は、「本会は奈良県校友会を構成する地域校友会であるが、範囲が極めて広域であるため、活性化策が必要であった。今次総会を機に重点活性化地域として、大和高田市と香芝市を設定し、役員人事の中でも同地域担当参事を人選した。ご協議いただければと考える」と述べました。続いて絈井憲奈良県校友会会長・本部校友会副会長が、「2014年度校友会全体の活動方針の一つである『組織強化』を南和会において考えてみると、漆会長が仰っていた広域地区校友会として重点地域を設定してみるとか、域内を細分化した上で連携して運営してみるなどの策が必要であろうかと考える。若手校友や女性校友が増加してきていることも踏まえつつ、活性化策を具体化していって欲しい」と祝辞を述べました。来賓紹介と祝電披露を経て、総会議事となり、事業報告、会計・監査報告、事業計画、予算等の議事が全て拍手で承認されました。
休憩を挟んで第2部は、本部校友会の大場茂生事務局長による講演会。大場事務局長は、明治の大学黎明期において、学祖西園寺公望と創立者中川小十郎が、どのような想いを持って次代を担う人材育成に関わってきたのかという本学の理念の根幹ともいえる部分に触れながら、2006年に制定した「立命館憲章」の文言について説明。そして「学祖や創立者の想い、そして建学の精神や教学理念も盛り込まれた本憲章の具現化こそが立命館のミッション」と置き、その上で「立命館大学の近況」と題して、現在、立命館大学が取り組んでいるグローバル人材育成プログラム等を理念との関係性を説明しながら紹介しました。併せて「大学の社会的評価は校友の先輩方が各々の地域で立命館の看板を背負いながら活躍されていることによるところが大きい。大学と校友が連携しながら、さらに大学のブランド力を向上させていければと思う。」と締め括りました。
第3部の懇親会では、杉本昭司前会長(1957年文)が開会の挨拶を述べ、渡邉申孝奈良県校友会名誉会長の乾杯発声で開宴となりました。しばしの歓談の後、恒例のカラオケ大会が行われました。杯を酌み交わし、名刺交換が行われる中、多くの方が登壇し、各々の十八番を披露。会は大いに盛り上がりました。最後に大場校友会本部事務局長のリードにより、全員で応援歌「グレーター立命」を斉唱。万歳三唱にてお開きとなりました。