6月21日(土)18時から、ウェステージ豊橋において、愛知県校友会東三河支部の創立10周年記念総会が開催されました。
第1部は、支部創立10周年記念事業として、校友の噺家、桂塩鯛師匠をお招きし、立命寄席「上方落語」が行われました。大羽秀明氏(2003年経済)の司会進行により、安彦章副支部長(1969年経営)が開会の辞を述べ、西郷隆治支部長(1965年経営)が、上方落語と江戸の落語との違いを紹介しつつ、主催者を代表して挨拶を行いました。その後、お囃子のメロディーに乗って塩鯛師匠は、颯爽と高座に上がられました。つかみで大阪のお笑い文化等を面白おかしく紹介された後、本題では「日本の教育問題」というテーマで、毎晩、難解な塾の宿題の解答を子にせがまれ悪戦苦闘するサラリーマンの父親を題材に、現在の教育事情を描いた話を展開されました。会場に駆けつけた約250名の校友と一般市民は、お腹の底から大きな笑い声を出しながら、落語を満喫していました。
第2部の総会では、楠芳高事務局次長(1987年理工)の司会進行で、冒頭、先日ご逝去された谷岡武雄元総長のご冥福を祈り、黙祷を行いました。その後、足立直喜副支部長(1972年経営)の開会の辞、校歌を斉唱した後、西郷支部長があらためて挨拶を行いました。挨拶の中で西郷支部長は、今次総会において勇退されることを念頭に、「多くの校友が集うことを目指して、私の時代は多様なニーズに合致した企画を実施し、親睦をテーマに運営してきた。次に会長職を担われる方には、さらに意義深い企画を推進して欲しい。とりわけ若い校友にとって明日のビジネス生かされるような企画を望みたい」と述べられました。続いて議事に入り、小川公男氏(1966年経済)を新会長とする役員体制や会計報告が承認されました。新役員を代表して登壇した小川新会長は、「東三河という地は、歴史的にも素晴らしい価値のある地である。そのことに誇りを持ちながら、きめ細かく支部単位の活動を活性化させていきたい」と抱負を述べられました。
第3部の懇親会では、山口裕啓副支部長(1976年経済)の開会の辞に続き、来賓の林幸雄校友会本部副会長・愛知県校友会会長(1973年産社)の乾杯のご発声により、開宴となりました。和やかな懇親の中、創立時より同会を支えてこられた村田修一元会長(1960年法)と杉浦貞満元副会長(1958年法)が登壇され、それぞれ創立時の苦労話や10年に込めた思いを紹介されました。そしてお二人の功労者への感謝の気持ちをこめて、舟木千陽氏(2012年経済)より花束が贈呈されました。続いて近隣各県の代表者等が祝辞を述べ、内藤正啓地区幹事(1968年理工)の名司会によりビンゴゲームが催されると盛り上がりは最高潮となりました。宴もたけなわとなった頃、参加者全員で輪になり、本部事務局長の大場のリードで応援歌を斉唱。山口副支部長の挨拶で中締めとなりました。