2014年4月12日(土)18時30分から、大阪市の天満天神繁昌亭にて「第8回立命寄席」が開催された。立命館大学落語研究会OBで、上方落語界でご活躍中の桂塩鯛・桂小春團治両師匠による「立命寄席」は今年で8回目を迎え、「立命館大学校友会近畿ブロック文化事業」として、学生スポーツの観戦や応援と並んで、立命館大学校友の楽しい交流の場として定着し、毎年好評を博している。
今年も150名の校友席確保分が完売し、大阪校友会佐藤友美子会長、兵庫県校友会水田宗人会長、奈良県校友会絈井憲会長の他、近畿ブロックの校友会関係者、落語研究会OB会関係者が多数参加した。また、開演前には当日券を求める人が会場の前に列をなし、最終的には約200名が観覧した。
開演後、塩鯛師匠のお弟子さんの桂小鯛さんが「いらち俥」を演じ、小春團治師匠が「野崎詣り」、塩鯛師匠が「寝床」を臨場感たっぷりに熱演された。さらに中入り後は、塩鯛師匠が「一人酒盛」、小春團治師匠が「猿後家」をテンポ良く演じ、参加校友はその卓越した芸に引き込まれ、客席からは大きな笑いが何度も巻きおこっていた。また、茨木市在住の塩鯛師匠が、いよいよ来春に開学が迫った大阪いばらきキャンパスの話題について紹介するなど、「立命寄席」ならではの母校立命館の香り溢れる一味違う内容に、最後は盛大な拍手で幕が下りた。