5月17日(土)18時30分から、ANAクラウンプラザホテル京都において、2014年度立命館スポーツフェロー懇親会が開催されました。
山本久美子氏とクリッチェリィ香津美氏の司会進行により、森田恒雄副会長が開会の辞を述べられ、校歌斉唱、物故者への黙祷につづき、村岡治会長が開会の挨拶を述べられました。そして、司会者により来賓が紹介された後、来賓を代表して川口清史総長と國廣敏文学生担当常務理事が祝辞を述べられました。祝辞の中で川口総長は、先日完成し、懇親会に先立ち行われたスポーツフェローの総会時にも紹介された「立命館スポーツ宣言」を作成するに至った背景を紹介すると共に、「宣言に掲げた内容を体現するためには、指導者の理解、指導者と大学との連携が必須である。競技を通じた人材育成の方向性は双方一致していなければならない」と力説された。さらに、リクルーティングにおいても「高校の指導者に立命館が『立命館スポーツ宣言』を掲げて、本気で文武両道に取り組んでいることを十分に伝え、共有して欲しい。そして、その志に合致した選手を紹介してもらえるように努めてもらいたい」と述べられました。そして「大学と指導者であるスポーツフェローの皆さんが連携し、スポーツの社会的な位置づけをさらに高めていきたい」と締め括られました。また、國廣常務理事は、同宣言が「R2020立命館学園基本計画」のビジョン"Creating a Future Beyond Borders"の体現につながるスポーツ政策の方向性を指し示したものであると解説。そして「スポーツ政策は学園づくりの一環であり、スポーツとは学生たちにとっては『学びと成長』の場でもある。今次宣言を掲げたことを機に、人材を育成していく上でのスポーツの重要性を、多くの方々と共通認識としながらスポーツ政策を推進していきたい。学生たちも『アスリート宣言』を作成し、歩を一にしてくれた。スポーツフェローの皆さんも連携していただきたい」と述べられました。
続いて、「立命館スポーツフェロー会長功労賞」(溝口正孝氏ほか10名)「立命館スポーツフェロー会長特別賞」(山中未久氏)の表彰式が行われ、参加者から大きな祝福の拍手が送られました。
表彰式終了後、森島朋三専務理事が「各クラブには是非とも勝ち続けて欲しい。勝つだけではなく、それぞれの立場で存在感を高めて欲しい。現役の学生諸君も、クラスで、ゼミで、学年で、競技に一所懸命取り組み、成果を上げているのだということを伝え、友人たちに影響を与えて欲しい。どうかスポーツを通じて大学を活性化して欲しい」と述べ、声高らかに乾杯をご発声。懇親会へと移行しました。
懇親会では、「立命館JAZZ CLUB」が演奏を披露。和やかな交流を誘いました。宴もたけなわとなった頃、恒例となった応援団による演舞が行われました。演舞の最後を飾る第一応援歌「グレーター立命」のメロディーが流れるや否や、参加者全員が肩を組んで応援歌を斉唱。アイデンティティーの共有度は最高潮となりました。
懇親会の最後は、林國松副会長が登壇。閉会の挨拶を述べられ、中締めとなりました。
なお、校友会本部からは、飛鳥井雅和副会長と事務局長の大場が参加しました。