7月5日(金)17時50分より、ホテル京阪京都にて、「立命京滋観光の会 第21回総会並びに交流会」が開催され、校友および来賓あわせて25名が出席した。
第一部の「総会」では、乾光孝幹事長(1997文)の司会により開会し、佐竹力総会長(1970法)が議長に選出され、議事が開始された。石谷彰男副会長・会計(1980経営)より事業・決算報告が、伊香英三監事(1981経済)より監査報告が行われ、拍手をもって承認された。
続いて、㈱美濃吉社長で日本食文化ユネスコ申請検討委員会委員でもある佐竹会長により「世界に誇る日本の食文化―近くて遠きもの これ「食」なり―」と題して講演が行われた。料理の語源や日本人のアイデンティティ、日本料理の歴史と特徴、京料理、そして「和食:日本人の伝統的な食文化」のユネスコ世界無形文化遺産登録申請まで、多岐にわたる内容が約60分間に凝縮、時にはユーモアも交えての分かりやすく軽妙な語り口に、出席者は時を忘れて熱心に耳を傾けた。
第二部「懇親会」は、引き続き、乾幹事長の司会で進行した。冒頭、壷井由紀立命校友・父母課長補佐より立命館大学のキャンパス創造、校友会未来人財育成基金、「オール立命館校友大会2013in京都」についてなど大学と校友会の近況について報告が行われ、続く祝電披露のあと、中村和歳監事(1961文)による乾杯の発声で開宴となった。サンバチームによる華やかでパワフルなパフォーマンス披露などの楽しい演出や宮脇祥三氏(1948専工)、森村義明氏(1962法)ほかによる自己紹介・近況報告など、会場は、観光そして食についての話題を中心に終始和やかな空気に包まれた。最後は、中小路宗隆顧問(1955文)の中締めの挨拶、リードによる全員での校歌斉唱にて、お開きとなった。