7月6日(土)15時から、岩手県盛岡市ホテル東日本4階「椿の間」にて、「平成25年度立命館大学岩手県校友会総会」が開催され、校友21名が参加した。
総会は、酒井博忠事務局長(S50文)の司会のもと、大橋謙一副会長(S46産社)の言葉により開会した。菊池宏会長(S40文)は挨拶の中で、東日本大震災支援活動の取り組みに対するお礼を述べるとともに、今年も大震災により亡くなった方のお墓を見舞い、家が全壊した方々を訪問する予定が紹介された。
続いて学校法人立命館総長特別補佐・上田寛教授が登壇し、社会から求められる人材と学生数の増加により、学生が勉学への取り組み、暮らしやすい環境を整えることが求められており、大阪・茨木キャンパス開設に向けた取り組みやキャリア支援などが紹介され、学園が行っている復興支援活動の報告と被災地の方々へのお礼とともに、これからも共に復興支援に取り組む決意が述べられた。
その後、議事に入り、酒井事務局長から10月に行われた「東北応援ツアー交流会」や「東日本大震災 津波・復興支援活動関連特別会計」または優勝を果たした「杜の都女子大学駅伝」の応援を含めた平成24年度の活動と決算報告、続いて平成25年度活動計画と収支予算案の報告があり、どれも全会一致で拍手をもって承認された。
多田和生顧問(S34文)から5月に行われた本部幹事会の報告、大橋副会長からは立命館未来サポーターの説明と、先ずはこの総会で千円から参加するよう参加者全員に呼びかけた。
懇親会は2階「豪華」に移り、多田顧問の乾杯により開会し、それぞれのテーブルで震災の被災状況や学生時代の懐古など和気あいあいと話しに花が咲き、半ばで初めて参加された4名の校友が自己紹介を行った。
盛岡のまちは一見復興が進んでいるように見えるが、それぞれにおいて震災が残した心の傷と苦労はなおも深く刻まれており、そんな中で同じ学舎で学んだ旧友が集い、皆さんが心を通わすひと時を心から大切にされている、そんな感じがするアットホームな雰囲気で懇親会は閉会となった。