6月22日(土)13時より、大阪市北区堂島の中央電気倶楽部において、立命館大学技術士会第4回総会が開催され、37名が参加した。
総会は、糸田川廣志幹事長('72理工)の進行のもと、渡邉郁夫会長('67理工)が挨拶にたたれ、『この会は、会員の親睦、母校への貢献、技術の研鑽、後進技術士への支援を目標として、活動してきました。おかげさまで、会員の拡大を含め着実に力をつけてきました。』と述べられた。渡部徹校友・父母課員からは、大学・校友会の近況報告と東日本災害復興支援への協力のお礼を述べた。続いて、渡邉会長が議長となり、議事に入り、前年度事業報告、決算報告、監査報告、そして今年度の事業計画、予算案、役員人事が報告・提案され、活発な質疑の上、全ての議案について、承認された。事業計画として、この会が創設されて4年目になるが、当面の課題としては会員の拡大、財政などの活動基盤の確立が重要であり、大学への支援も引き続き行うことが表明され、この総会で就任された新会長の大森秀高氏('75理工)が、渡邉前会長への慰労の言葉と抱負を述べられて、総会は終了した。
なお、総会では、現在宮城県で震災の復興にがんばっている今道洋氏('01院理工)の活動紹介があった。
そして、一般へも公開された講演会では、糸田川氏の友人でもある国立循環器病研究センター所長の寒川賢治博士による、「がんの転移・再発を抑えるホルモンにかかわる講演」がおこなわれ、一般参加者も多く入場され、熱心に聴講していた。
その後、3階の食堂に会場を移し懇親会が行われ、技術士会のメンバーおよび講演会に出席した一般参加者を交えての交流が行われた。
なお、この総会の様子は、技術士会のホームページにも、詳細が報告されています。
http://alumni.ritsumei.jp/gijutsusikai