2013年6月2日(日)15時より、プラザ洞津(津市内)において平成25年度三重県校友会総会が開催され、三重県下各地より来賓を含めた総勢150名が参加した。なお、総会に先立って、中勢会と松阪会の総会がそれぞれ開催された。
第一部の総会は、水谷友紀さん(推薦・産社)の司会のもと始まり、冒頭、飛鳥井雅和校友会本部副会長('64年法)が来賓を代表して挨拶した。その後、議長に中山一幸会長(S32法)が選出され、「三重県下有数の進学高校では全受験生の約70%が立命館大学を受験しているといった話も聞いており、校友として非常に嬉しく思っている。そして、校友会未来人財育成基金への強力な支援を通して、母校の後輩たちの成長に協力をお願いしたい。」と力強く呼びかけた後、自らが議長を務め議事を開始した。
山川和俊副会長('67法)により、松阪会が設立されたことを受けて役員の一部改正を行うこと、年間活動方針に校友会未来人財育成基金の募集推進に尽力することを盛り込んだことを諮り、承認された。続いて、勝原誠一事務局長('72年経営)から平成24年度収支報告が行われ、鬼藤保監事('77年経営)が監査報告を行い、いずれも拍手をもって承認された。最後に、山川副会長が三重県校友会の活動結果報告を、松阪会が設立されたこと、松阪会に女性部が結成されたことなど特徴的なものを中心に報告し、閉会した。
第二部講演会は、伊勢市副市長の松下裕氏('73年法)による「お伊勢さんの式年遷宮について」と、三重県知事の鈴木英敬氏(奥様が校友でオリンピックメダリストの鈴木(武田)美保さん('99年産社)による「三重県の観光行政について」という今の三重県を学ぶ2本立てで行なわれた。松下裕副市長は、今年式年遷宮の年である伊勢神宮の1300年の歴史を30分に凝縮した話をされ、世界に稀に見る継承行事であり、次の式年遷宮に向けて、若い世代に伊勢神宮の魅力と理解を深めていく活動が不可欠であることを訴えかけた。
続いて、「三重県営業本部長」の肩書きもお持ちの鈴木英敬知事が登壇し、伊勢神宮だけではなく鳥羽や松阪など三重県にはたくさんの魅力があることを改めて訴えられ、「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」という三重県観光キャンペーンの推進を軸に話をされた。そして、三重県の観光政策の特長に加え、三重県と同じ地域名を持つ台湾との親交をより緊密にしているという「グローバルな三重県」もアピールをするなど非常に熱のこもった話をされた。
第三部は懇親会。冒頭、三重県出身で立命館大学応援団前団長の渡邉駿太さんが校歌を迫力あるリードで一気に懇親会モードにスイッチが入った。続いて、三重県出身の森島朋三立命館専務理事が来賓を代表して、大阪茨木新キャンパスを含めた立命館の現状を説明した。
そして、猿木守副会長('63年経済)からの威勢の良い乾杯発声で懇親会が始まった後は、会場全体で賑やかな交流懇親が繰り広げられた。中盤では、立命館グッズをはじめ豪華景品が用意された福引抽選会が催され、大いに盛り上がった。
会の終盤は、渡邉駿太さんに加え、応援団OB安福慶雅さん('67法)のリードにより応援歌「グレーター立命」を熱唱。中山良徳中勢会新会長('69年経済)の閉会挨拶によりお開きとなった。
なお、本部事務局から、田中康雄校友会本部事務局長と大西克樹校友・父母課員が出席した。