11月17日(土)17時より、石川県校友会総会が金沢ニューグランドホテルにて、開催され、あいにくの雨にもかかわらず来賓・校友あわせて100名を超える参加者でした。
第1部総会に続く、第2部の講演会は、川瀬裕子氏('89文)が司会となり、今中忠行生命科学部長が第46次南極地域観測隊に参加されたときのことを『南極の自然と生物』という演題で、数百枚の写真を披露しながら、南極の概要、観測隊の目的や活動の様子、ご自身の研究・観測の成果をエピソードを交えながら語られ、会場の校友は、今中学部長の話に思わずひきこまれ、聞き入っていた。
続く懇親会は、引き続き川瀬氏が司会をされた。開会の挨拶に立った尾形弘之副会長('63法)は、加納会長の人となりを新聞記事を示しながら紹介するとともに、石川県校友会の例会は私にとっては心安まるところ、とコメントされ、本日も大いに交流を深めて欲しいと、挨拶をされた。加納裕会長('78産社)の挨拶では、川本八郎学園顧問との会話やエピソードに触れながら、校友会活動への存念を語られ、本日は楽しく交流をして欲しい、と述べられた。また、来賓の紹介では、近隣の福井県校友会の品谷義雄会長('73法)、西田常夫幹事長('61理工)、富山県校友会の田村哲朗会長('72経営)、福田豊幹事長('79産社)も紹介された。今中生命科学部長は大学を代表して、大学の現状や学生の就職状況、スポーツや囲碁、将棋、かるたなどの課外活動での成果を紹介しつつ、祝辞を述べられた。続いて、西村隆校友会副会長のお祝いの言葉では、東日本大震災被災者への支援活動や未来人財育成基金の校友会活動を紹介するとともに、総会参加者が100名を超えるような石川県校友会の活動に敬意を表された。そして品谷福井県校友会長の乾杯のご発声で開宴となった。会場は、若手から大先輩までの幅広い年齢層の校友、そして、女性校友も多く参加され、思い思いに交流が行われていた。宴の途中では、東日本大震災の被災者への義援金が呼びかけられ、多くの校友から義援金が寄せられた。そして、くじ引きによるお楽しみ抽選会では、発表のたびに当選者が喜びの声をあげ、賞品を受け取っていた。また、総会初参加校友の紹介では、若手校友にとどまらない11名の校友が紹介され、石川県校友会の日常の活動が伺われた。
懇親会も終盤に差し掛り、恒例の応援歌斉唱は、平田嘉則氏('77経営)のピアノ伴奏での斉唱となった。最後は、田村富山県校友会長が富山県校友会も石川県校友会に負けないよう活動をしていきたいとの抱負が述べられ、一本締めの音頭をとられた。秋山武彦副会長('67経営)の中締めの挨拶では、ここでの出会いを、仕事や遊びでも大いに活用していただくとともに、2ヶ月ごとに開催される例会へも参加して欲しいとのお誘いがあった。最後には、来年の総会は11月16日(土)に同じ会場での開催の日程発表があり、来年の再開を約しながらの散会となった。
なお、この総会の様子は、11月18日付の北国新聞にも紹介された。
校友・父母課からは、渡部徹課員が参加した。