11月10日(土)11時より、兵庫県校友会総会が神戸市にある生田神社会館にて開催され、100名を超える来賓・校友が参加した。藤澤福男氏('42経済)大庫典雄氏('49理工、'51経済)、北村春江氏('52法)の大先輩も元気に参加された。
第1部の総会は、水田宗人副会長('71産社)の司会により、恒例の校歌斉唱で始まった。
そして、辻寛会長('62法)の挨拶では、復興支援ツアーで目の当たりにした現地の状況や校友の思いを語られ、また、今年度行われた新人歓迎会や西宮でのジャズフェスティバルなど兵庫県校友会の活動などに触れつつ、今後も校友の交流を進めていくことの大切さを訴えた。
次に、来賓として本郷真紹副総長が学園を代表して祝辞をのべ、あわせてR2020計画について、2015年に開設する大阪茨木キャンパスの内容や、衣笠、びわこ・くさつ各キャンパスも同時に教育環境の改善を目指して、コンセプト作りの議論を行っていること。新学部の構想や学生の学びについてふれながら、大学の現状を報告された。
また、校友会本部を代表して飛鳥井雅和副会長が、東日本大震災復興支援、オール立命館校友大会2012in新潟のことにふれつつ校友会活動の状況を紹介し、「校友の、校友による、校友のための」校友会活動を大いに進めましょうと祝辞を述べた。
続いて、大阪校友会の柴田晃副会長('75経営)、奈良県校友会の渡邉申孝会長('58経済)が祝辞を述べられた。
その後、議事では、事務局から報告があった会務・予決算が承認された。
第二部の講演会では、本郷副総長が「聖徳太子の虚像と実像」というテーマで行われた。多くの日本人が知っている聖徳太子について、最新の研究成果を踏まえた講演は、熱を帯び、会場の皆さんも、真剣に聞き入っていた。
第三部の懇親会は、尾上誠一副会長('58経済)の、「大いに交流をしましょう」という乾杯のご発声で開宴された。そして、懇親会の運営は若手校友に任され、司会・進行は山住大氏('98産社)が担当した。
会場では、校友でもあるフロッグ・西嶋(西嶋義隆)氏('69経営)による似顔絵のサービスも行われるなどの趣向もあり、年代を超えた歓談が会場のいたるところで行われた。
メイン企画としては、今夏開催されたロンドンオリンピック関連のクイズが出題され、参加者は、一生懸命に記憶をたどっていた。ipadで検索をしようとする参加者が注意を受ける一幕もあった。答え合わせでは、正解が発表されるたびに一喜一憂し、正解数に応じて校友が持ち寄った賞品を受け取っていた。
しばらくの歓談の後は、元寮生の4名のリードによる寮歌の合唱と、伊藤四朗氏のリードによるグレーター立命の大合唱となり、懇親会の盛り上がりが最高潮に達した。
最後は、副会長の田中實副会長('62法)の中締めでお開きとなった。
事務局からは、村上吉胤副事務局長、渡部徹課員が参加した。