第30回「杜の都(第8回)」全日本大学女子駅伝対抗選手権大会の
『母校選手への応援』と『祝勝(慰労)・懇親パーティ』を開催しました。
【駅伝応援】
今にも雨が降りそうな天気ではあったが、スタート会場の仙台市陸上競技場には、スタート1時間前から、宮城県校友会をはじめとする校友や、陸上競技部OB会などの関係者が詰め掛け、近況の報告や今日のレースの予想や期待を話し合いながら、スタートを今や遅し、と待っていた。また、女子陸上部の学生が校友への挨拶に訪れたり、バックスタンドでは、立命館大学応援団が応援を繰り広げ、立命館大学総出の応援を印象付けていた。
スタートの号砲がなり、選手の一団が、校友などが陣取るメーンスタンド前に差し掛かると、一斉に拍手が起こり、選手への力強い声援を送っていた。
選手が競技場をでると、それぞれ、幟、手旗、法被を持って、思い思いの応援ポイントに向かった。
次の応援ポイントである第1中継所の前では、4位通過と出遅れたので、Rの手旗を振りながら、一段と大きな声で声援を送っていた。次に向かったのは、第3中継点を過ぎたところ。応援ポイントに到着したときには、立命館が2区で1位になったとの情報も入り、応援にも力がはいった。
その後は、ゴール地点近くのオーロラビジョンの映像を見ながら、仏教大学との距離を心配しながらの応援となったが、ゴール手前では、優勝を確信しての観戦となった。
カメラを持っている校友は、ゴール前の絶好の撮影ポイントに陣取って、アンカーの三井選手を待ち構えた。ゴールでは、女子陸上競技部員のあやこコールが響く中、アンカーの三井選手がゴールテープをきり、出迎えの選手の輪の中に飛び込んでいった。
それを見届けた校友や関係者は、喜びを口々にしながら、三々五々、祝勝・懇親会場のKKRホテル仙台へと向かった。
【祝勝・懇親パーティ】
駅伝の祝勝・懇親パーティは、駅伝終了後、KKRホテル仙台で開催された。
会場の横断幕は、大会の結果を受けて、急遽、「祝勝」の文字が入れられ、選手の到着を今か、今かと待ちかねた。
宮城県校友会の阿部直宮城県校友会幹事長('62理工)が進行役を勤め、まず、物故者への黙祷をした後、下村泰雄宮城県校友会会長('61法)の挨拶があり、東日本大震災からの復興の状況や昨日・今日で行われている復興支援ツアーに触れられ、あわせて、本日の駅伝について、華奢な選手が走っているときは、とても大きく見え、昨年に続いての優勝は、われわれに対する大きな励ましとなったことを、述べられた。
続いて、参加された鎌田学而青森県校友会長('61文)、今野謙秋田県校友会長('72文)、菊池宏岩手県校友会長('65文)、桑原勇健福島県校友会長('69理工)、竹内美奈子東京校友会幹事長('83法)とこの駅伝の後援である報知新聞社代表取締役社長の早川正氏('75産業社会)が紹介され、それぞれに本日の駅伝優勝の喜びのコメントを述べられた。
そして、優勝セレモニーを終えた選手が入場すると、会場は大きな拍手などで、一段と盛り上がりを見せた。また、記念写真の撮影では、人数が多すぎるために2回に分けて撮影がおこなわれた。
乾杯のご発声は鈴木巌陸上競技部OB会会長('64文)がなされ、その後の歓談では、女子陸上部員が各テーブルに応援のお礼を向かったのをきっかけに、選手と校友の話が大いに弾み、交流を深めていた。
歓談の間にも、芝田徳造陸上競技部総監督の挨拶、種子田穣学生部長の挨拶と続き、終盤には急遽駆けつけた渡邉駿太応援団長の迫力満点のリードにより校歌・応援歌が会場に響き渡った。
千田芳文宮城県校友会副会長('74文)は中締めの挨拶で、これまでの2年間は、祝勝の文字を結果を待って、急遽入れていたが、来年は、最初から『祝勝』の文字を用意しておきます、と来年への期待を込めて、宣言をしていた。
そして選手・部員の退場があり、駅伝を契機として開催された『祝勝・懇親パーティ』は、会場にあふれんばかりの70名の参加で、東北各県を中心とした校友の交流だけではなくて、現役の学生との交流をも深めて、大いに盛り上がった。
校友・父母かからは、渡部徹課員が参加しました。
なお、レースの結果などは、大学のHPや各県の校友会HPでも取り上げられています。