10月27日(土)北九州市小倉北区のリーガロイヤルホテル小倉にて、午後7時より「第1回立命館大学北九州校友会グランドジェネレーションパーティー」が開催され、校友35人が出席した。グランドジェネレーションとはシルバーやシニアという言葉が似合わない、元気で生き生きとした60歳を過ぎた方々に対する新しい呼び方で「人生最上の時」の意味合いを持つ。
近年、北九州校友会では若手校友の掘り起こし、女性校友の活性化に積極的に取り組んできた結果、女性参加率が全都道府県校友会の中でトップになるなど、着実にその成果をあげてきた。しかし、「現在の北九州校友会があるのは、多くの先輩校友が縷々築き上げてきた努力の積み重ねのおかげである」という原点に立ち戻り、総会のない年(北九州校友会の総会は2年に1度)に、主に広小路世代(広小路キャンパスで学生生活を過ごした世代)の先輩に感謝し、楽しい時間を過ごしてもらうための会を開くことになった。
パーティーは中島禎一副会長('82産)の司会のもと、全員による校歌斉唱で開会された。まず、藤田卓也会長('79経)より挨拶があり、今回のパーティーの趣旨と学園の状況、北九州校友会の活発な活動状況などの報告があった。続いて、前会長の奥野照章顧問('71法)が壇上にあがり、「横文字だらけの会で本当に来ていいのか戸惑った」とユーモア溢れる乾杯の発声を行い、会場に笑顔が広がる中で開演となった。
和やかな歓談が進む中、在りし日の広小路校舎を3D映像で再現したDVDも流され、当時を知る参加校友は懐かしそうに見ながら、会場のあちこちで昔話に花が咲いていた。さらに、参加校友1人1人が登壇しての自己紹介タイムが始まり、1人2-3分という制限時間を、どの校友も大幅に超える中で、懐かしく楽しかった京都での学生生活の想い出を熱く語った。各参加校友の卒業年の春分の日(かつての卒業式挙式日)の新聞誌コピーのプレゼントもあり、参加校友は大いに喜んでいた。
続いてじゃんけん大会が行なわれ、坂本智恵子会計幹事('07法)が壇上し、賞品の泡盛3本をかけた熱い戦いが繰り広げられ、盛り上がりは最高潮に達した。さらに、当日広島から駆け付けた元応援団、名越陽介さん('09政策)の演舞により、応援歌、寮歌、校歌を出席者全員で声高らかに歌った。内川昭司理事('58法)の「次回のパーティーでもまた皆さんと会えるよう、元気でいましょう」という力強いお言葉の後で、万歳三唱。興奮冷めやらぬなか、田村茂彦副会長('82営)の閉会の辞でお開きとなった。