2012年10月21日(日)10時より、大阪府茨木市の茨木市役所南館9階にある茨木スカイレストランにて「大阪茨木立命会設立総会」が開催された。当日は秋晴れの爽やかな天候の中、茨木市在住・勤務の校友をはじめ、立命館学園関係者や関係団体からの多数の来賓が参加、108名が一堂に会し盛大に開催された。
吉田定雄さん('69産社)の司会進行により会は幕を開け、最初に参加者全員で校歌斉唱を行なった後、開会挨拶では村岡治設立準備委員会代表('64理工)が挨拶に立ち、校友・来賓の多数の参加や設立準備にあたった関係者への感謝の言葉が述べられた。
来賓紹介が行われた後、見上崇洋立命館副総長より2015年開設予定の大阪茨木新キャンパスの概要説明が行なわれた。その中で、設立にあたっての狙いや今後の展開がパワーポイントにて説明された後、完成イメージが3Dのバーチャル映像を用いて紹介された。完成したキャンパスの建物の構造や外観だけでなく、内部の様子や実際の使用イメージなど臨場感溢れる内容に参加校友は熱い視線を送っていた。
続いて議事に移り、村岡設立準備委員会代表が議長として選出された後、会則案や役員案が審議され、全て拍手をもって承認された。
選出された村岡治初代会長が最初に挨拶に立ち、「校友相互の交流はもちろんのこと、母校支援や大学と校友、地域社会・市民との交流促進に向けて努力していきたい」と今後に向けた抱負を述べた。
来賓を代表して木本保平茨木市長、掛谷建郎茨木商工会議所会頭、長田豊臣立命館理事長、林幸雄校友会副会長が登壇し、それぞれ大阪茨木立命会の設立にあたってのお祝いの言葉と今後の展開への期待が述べられた。当日参加の近隣校友会や職域校友会の紹介が行われた後、森島朋三立命館常務理事より乾杯の発声があり、華々しく歓談の時間が始まった。
9階の壁一面の大きな窓から茨木市内が一望できる素晴らしい眺望のレストランに穏やかな光が差し込む中、茨木市に縁のある校友や関係者同士が世代や職業を超えて懇親を深めた。「立命館」と「茨木」の共通の接点を持つ参加者同士の会話は弾み、至るところで笑顔の輪が広がっていた。
途中、元NFLチアリーダー日本人初チームキャプテンの小島智子さんが紹介され、自身が茨木市在住校友であることや今後の抱負が語られると会場からは大きな拍手が送られ、会を一層華やかなものにしていた。
また、当日参加の大阪校友会、茨木市役所立命館大学校友会、立命館スポーツフェロー、高槻・島本校友会、北摂校友会、池田泉州銀行立命会、成学社立命会、Rits不動産ネットワークといった近隣地域・職域校友会代表者からのテーブルスピーチも行なわれ、記念すべき設立総会にあたってお祝いの言葉が次々と述べられた。
会が盛り上がりを見せる中で、茨木市在住校友の落語家の桂塩鯛さんが着物姿で登場し、講話を行なった。立命館大学で過ごした学生時代にまつわるエピソードや校友会との出会いなど、校友ならではの親しみのあるテーマでテンポよく進められる展開に会場からは大きな笑い声が何度も巻き起こっていた。
最後は、岩田健二副会長('66理工)が壇上に立ち、閉会挨拶を行った後、出入口近くのロビーにおいて参加者の記念撮影が行なわれ、会はお開きとなった。
なお、立命館大学校友会事務局からは、田中康雄事務局長、村上吉胤副事務局長、舩尾優一校友・父母課員が出席した。