8月25日(土)15時より、京都市の京都ホテルオークラにおいて、立命館学園会計会第25回総会が来賓・会員合わせて約30名の参加で開催された。
総会は、事務局の山口稔氏('71年経営)の進行のもと、村山佳也会長('66年経済)の挨拶で開会されました。冒頭、吉田美喜夫法務研究科教授、松村勝弘経営管理研究科教授、望月爾法学部教授、本山敦法学部教授の来賓の紹介があり、そして、立命館大学への寄附講座開催や会計人会が研修事業の認定講座となったこと、などが紹介された。その後、議長に北浜靖朗氏('64年法)を選出し、総会議事に入り、山口氏より、前年度事業報告、決算報告、和田裕幸監事('72年産業社会)による監査報告、そして、再び山口氏より、経営学部開講科目「会計学特論」経営研究科開講科目「税務会計研究」への講師派遣をはじめとする今年度の事業計画、予算案、村山会長を再任する役員人事が報告・提案され、全ての議案について、承認された。
議事に引き続いて、来賓の吉田教授が、同会による法学部への寄附講座へのお礼と法学部における学生の税法に関する動向、松村教授による同会への思いを述べて、来賓の挨拶が述べられた。
総会に引き続き、本山教授を講師とした、『相続関連事件のあれこれ -理論と実務の間―』と題する講演が行われた。その中では、近年の相続案件における相続税に関する判例が詳細に報告され、参加した会員もメモを取りながら聞き入り、実際の仕事にひきつけた具体的な内容での質疑が活発に行われた。
その後、会場を移し橋本清治氏('03年院法)の司会で懇親会が行われた。開会に当たっては、望月法学部教授の挨拶があり、渡部校友・父母課員の乾杯の発声により懇親会が開会された。各テーブルでは、近況報告や情報交換などが活発に行われていた。予定の時間があっというまに過ぎ、名残を惜しみつつ、村山会長が今後の会の発展に努力をすることの抱負が述べられ、お開きとなった。
この総会へは、校友・父母課から舩尾優一課員、渡部徹課員が出席した。