7月28日(土)の午後12時より、兵庫県神戸市の湊川神社楠公会館にて、兵庫県校友会 新人歓迎会&異業種交流会が開催され、若い校友から役員まで68名が参加した。
先ず、辻寛会長が登壇し「阪神淡路大震災は1年経てば復興の目処が立っていたが、東日本大震災はまったく目処が立っていない。いつまでも支援していく気持ちをもつことが大切だ」と東日本大震災に言及したうえで、「会社の枠内だけでなく異業種間の交流を持つことが自らを高めていく機会となる」と校友会の「交流」の意味を若い校友に語りかけた。
その後、立命館大学アメリカンフットボール部前監督の古橋由一郎氏(1989文)を招いてのトークショーが開かれ、20分という短い時間ではあったが2002、03、08年と3回の全国制覇を成し遂げたチーム作りのノウハウ、スポーツを通じた人間育成の哲学を紹介し、若い校友に向けた熱いトークショーとなった。
懇親会は兵庫県校友会幹事で尼崎えびす神社の宮司でもある太田垣亘世氏(2003国際)の乾杯発声により開催された。しばらくの歓談後、新人社会人による自社会社のプレゼンタイムや新卒者の自己紹介が行われ、続いて司会の山住大氏(1998産社)が作成したフルーツに関するクイズ大会では難問に次ぐ難問に参加者はてこずったものの、多くの方が景品を手にすることができた様子だった。
最高齢93歳の中森高明氏(1941経済)の元気なあいさつの後、新卒で昨年まで応援団で活躍していた山本達也氏(2012経営)の演舞によりグレーター立命を全員で熱唱。最後は事務局長の岸本真之氏(1989産社)のあいさつで閉会となった。
新人歓迎会とはいえ、若手校友ばかりでなく老若男女がバランス良く参加しており、また誰彼なく談笑している会場の雰囲気は、辻会長が冒頭で述べた「交流」をそれぞれが深めたひと時であったと思われる会であった。